ゲーミングチェアで良くレビューを見かけるDXRACERシリーズ。
弟がその下位モデルのDXRACER DXR-BKNを半年ほど前に購入。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00M2CZZOA/ これ。
んで、最近出てきて良く見かけるようになったAKRACINGシリーズ。
私がその下位モデルのAKRACING WOLFをつい最近購入。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G8E2ETQ/ これ。
なんと、おそらく良く売れてるであろうゲーミングチェア2つが家にあり、
長時間、座り比べてレビューすることができるじゃないか!
というわけで、ゲーミングチェア購入で迷ってる方向けにレビューしてみようと思います。
(私が調べてた時は、「快適です!」みたいな、
具体的じゃない何の役にも立たないレビューが多すぎてだるかったというのもある。)
いちいち正式名称を書いてたら長ったらしくて仕方ないので、
DXRACER DXR-BKNはDX、AKRACING WOLFはAKと表記します。
まず、こんな所までたどり着くぐらいしっかり調べてる方は、
「試乗できないから、色々なレビューをしっかり調査してよく考えて購入しよう」
という感じの方が多いんじゃないかと思います。
そんな人にこれを言ってもあまり意味はないかもしれませんが、
人によって座り心地が大きく違います。他人が満足でもあなたは不満かもしれません。
あなたにとって「失敗したくない高い買い物」ならば、購入前に試乗をオススメします。
とはいえ、私もそうですが、僻地在住だと試乗するのも一苦労です。
私も、AKは試乗せずに購入しています。
(もし失敗しても自分で改造してなんとかしようという気持ちで購入しました。)
一応、ここではできるだけ詳細にレビューしようと思います。
あくまで、170cm/65kgの私が使用した感想であることにご注意下さい。
・値段
DXが約3万、AKが約4万。かなり差がある。
私がAK買った時は5月のamazonクーポンキャンペーンで1万引きで、同価格だった。
Amazonのレビューを見た感じ、DXは割引とかほとんど無いけど、
AKは時々Amazonのセールとかクーポンキャンペーンで安く売ってるっぽい?
価格の推移がどんな感じなのかは私が調べようとしても分からなかったので、
詳しくは各自で調査して下さい。
・座り心地
どちらも、メタルフレームに、ゴムベルトを何本かを張って、
その上にクッションを置くとい作りで、まあまあ荷重か分散される。
https://i.gyazo.com/76376281f3a4eb3b7f77d56ab8d0fa03.png
別の商品の画像だが、こんな感じ。黒色がスチールフレームで、緑がゴムベルト。
スポンジはけっこう硬めで、指で触ると硬く感じる。(=ふかふかではない。)
だが、体重をかけると支えてるゴムが伸びて少し沈み、体に少しフィットする。
1日中使用しても、多少ムレた感じはするが、どこかが痛くなったりはしなかった。
2つの商品の座った感触を比べてみたが、ぶっちゃけほとんど変わらない。
AKの方が、値段高い分、クッションに厚みがあって少し硬いかな?
表面素材はAKが布と一部合皮、DXは全て布。
布は通気性があって良さそうだが、毛が入り込んで、すさまじく掃除しづらい。
私は汚れ防止に大きめのタオルを全体にかけるように1枚ひいて使ってる。
どちらも座面が少しだけ後ろに傾斜してるので、後傾姿勢だと楽。
前傾姿勢になろうとすると、ちょっと腰に負担がかかりそう。
余談だが、私のリアル友人は表面素材が布(ファブリック)のものと、
合皮のものが両方家にあり、長時間座り比べたことがあるらしい。
「ムレ具合が全然違うので、機能性が多少落ちても布の方が良い」
と彼は言っていた。
(DXもAKも、布は一番下位のモデルのものしかない。)
形状で一番違いを感じるのは、座面の奥行き。
DXよりもAKの方が座面が4cmほど長い。深く座れる。
ランバーサポート(腰の所につけるクッション)を使うかどうかで深さは変わるが、
DXはランバーサポート有りだとちょっと浅い、無しならちょうどいい、
AKはランバーサポート有りだとちょうどいい、無しだとちょっと深い、という感じ。
腰の横のでっぱりが、DXはほぼ垂直なのに対して、AKは斜めだが、
普通に座ってる状態だと体に全く当たらないので、差は何も感じない。
腰回りが太い人は、AKの方が良さそう。
肩回りもほとんど差を感じない。AKの方がわずかに広いかな?
私は大丈夫だが、肩幅広い人だとでっぱりが邪魔になりそう。
座面横のでっぱりは、AKはしっかりとでっぱっているが、DXは角度がゆるめ。
どちらも中にスチールフレームが入っており、へこまない。
そのせいで、がに股になったり、椅子の上であぐらをかくと、邪魔になる。
DXは、あぐらをかいてもまあ我慢できるレベルだが、
AKは痛い。でっぱりを軽減するために座面に座布団が無いとやってられない。
太もも回りが太い人や、がに股な座り方の人、あぐらをかきたい人はDXの方が良さそう。
(ただし、DXは奥行きが短い分、人によっては座面の長さが足りないと感じるかも。)
ヘッドレスト(頭のクッション)とランバーサポート(腰のクッション)は、
ぶっちゃけ快適じゃないのでどっちも使ってない。
ヘッドレストは綿がパンパンに入ってるせいで硬いし、サイズも小さい。
頭置きは何か欲しくなるが、これはちょっと・・・・という感じ。
ランバーサポートは、そこそこ大きくて、まあまあやわらかいが、
せっかく背中全体に分散している荷重を、わざわざクッションの所に集中させており、
こんなもん使ったら不快になるだけじゃん、と私は感じた。
(これには、私が猫背であるということも大きく関係していると思う。)
というわけで、弟はDXの両方のクッションを投げ捨てた。(使用してない。)
私は「お、良い枕があるじゃん」と、腰用のクッションを頭部につけた。
https://i.gyazo.com/a71905fd012de1fafd2c0c3162d8d536.png
頭を置くのに十分な大きさがあり、やわらかさもいい感じ!
DXは135度リクライニング+15度ロッキングに対して、
AKは180度リクライニング+12度ロッキング。
(ロッキングは、後ろにもたれかかると
座面と背もたれ両方がバネで後ろにびよんびよんなる感じの機能)
180度リクライニングすると、座面と背面の間が5cmぐらいの段差になって痛い。
座布団かなにかを座面にひいて、フラットにしてやる必要がある。
どちらも寝れると言えば寝れるが、快適度は、
普通の布団/ベッド>>>フローリングの硬い床>AK>DX>>>>>>>普通の椅子
私の中だとこんな感じ。
AKは寝れるといえば寝れるけど快眠はできない。
DXは寝落ちとかならありうるけど、椅子から落ちて床で寝たほうがマシなレベルだと思う。
(まあ、これは私が平坦な所で寝るのが好きなだけかもしれない。)
あと、寝るにはオットマン(足置き)が必須だと思う。
AKでリクライニング180度前後にすると、
腰の横のでっぱりが邪魔で、腕が体の横に置けず、
腕を組んだりして体の上に乗せるしかなく、ちょっと寝づらい。
横向いた状態なら腕もなんとかなるが、ちょっと狭く、
全体的に綺麗にフラットじゃないのが気になってしまう。
まあ、私が寝る時の姿勢にけっこうこだわる人だからそう思うのかもしれない。
AKは180度までリクライニングした状態で、
あぐらをかいてバンザイすると反動で倒れそうになる。というか試してみたら倒れた。
座る位置や、キャスターの脚が真後ろに1本来てるかどうかでけっこう変わる。
DXは135+15度までだし、さらに、キャスターの脚が4cmほど長いので、
同様に限界までリクライニングして勢い良くバンザイしても、まだ倒れなさそう。
まあ、どちらもリクライニングせずに使用してる限りは全く問題無いぐらいの安定性。
肘置きの素材はどちらも同じで、硬いゴムのような感じの素材。指で押せば僅かにへこむ。
どちらも高さ調節機能の所がきっちりと作られておらず、微妙に横方向に少しガタガタする。
https://www.youtube.com/watch?v=RxDHIoeiBQs 誰かの動画だけどこんな感じ。
DXはこの動画と似たような形。AKは四角で少し広い。
・座り心地以外の差
まず、AKのリクライニング機構のカバーの樹脂パーツはかなりしょぼい。
素材自体もやわらかいし、微妙に動く。
DXはそれと比べると素材も硬く、しっかり取り付けられている。
リクライニングのレバーもDXの方がにぎりやすいと思う。
(といってもぶっちゃけどうでもいい程度の差だ。)
AKを私が買った時、初期不良でこの樹脂カバーが割れていた。
たぶん、梱包がしょぼい+運送会社が佐川、というコンボが原因だと思う。
電話したら、無料で交換用パーツが3日後に送られてきたのでまあ許す。
クッション自体の厚みは、背面とか座面を手ではさんで触った感じだと、
場所によるけど、同じ~1.5倍ぐらいAKの方が厚いっぽい。
また、カタログスペックの耐荷重が、DXは90kgに対してAKは150kgもある。
キャスターもAKの方が一回り大きく、少し動きやすい。
ただ、どちらも発売してからそれほど経っておらず、
5年~10年使って壊れたみたいなレビューが存在せず、
耐久性にどの程度差があるのかは不明。
メーカー保証期間はどちらも1年なので、そんなに差はないのかもしれない。
メタルフレームも触った感じだとほとんど差を感じない。
ガスシリンダーとキャスター脚部の差なのだろうか?
ロッキング機能はほぼ同じ。操作方法、調節方法も同じ。
OFFにしても少しロッキングしてしまうのも同じ。
あと、購入直後はけっこうにおいがする。AKは石油系、DXは合皮の薬品的なくささ。
1週間もすればほとんど気にならないレベルになり、
1ヶ月もすれば無臭になったと私は感じた。
まとめ
DXの長所(=AKの短所)
・安い
・キャスター脚の長さがAKより4cmほど長く、安定性がさらに高い
・リクライニング機構のカバー樹脂がしっかりしている(AKは少ししょぼい)
・座面横のでっぱりがゆるめで、あぐらをかいた時の邪魔度がまし。
AKの長所(=DXの短所)
・座面の奥行きが少し長く、その分だけ深く座れる
・180度までリクライニングできる(ただし座面と背面の間がちょっと段差になる。)
・クッションが全体的に厚め
・耐荷重が高い(90kg→150kg) その分だけ耐久性が高いかも
・キャスターの車輪が一回り大きく、僅かに移動しやすい。
AKの方が1万高い分、品質もある程度は高そう、といった感じ。
ただし、AKが発売からまだ1年ぐらいで、耐久面でのレビューがほとんどない。
なので、実際に値段1万の差が耐久性にどの程度影響してるのかは謎。
割引で同価格だったのでAKを買いましたが、割引無しならDXを買ってたと思います。
もしくは、割引が来るまで待機するか、
ちゃんと試乗できるとこで試乗して、別の何かを買ってたかもしれません。
ちなみに、私は、腰のクッションを頭の所に使用し、
また、あぐらをかくために、座面に座布団をひいて、
肘置き固定用のボルトを4本→2本に減らしてとめる穴を1つ外側にずらして、、
肘置きの幅をを無理矢理めっちゃ広くして、
という感じで、かなり非公式な方法で自分好みに変えて使っています。
(肘置きに思いっきり体重をかけ続けたら壊れそう。真似して壊れても知りません。)
どちらの商品も、各パーツをボルトで固定してる感じの作りなので、
自己責任で自分好みに改造して使いたい人にとっては良いかも。
がに股か、あぐらをかいて椅子に座りたい人
肩幅や腰回りの幅が広い人
前傾姿勢でも椅子に座りたい人
ふかふかの椅子が良い人(硬い感触は嫌な人)
こういった人には合わない場合があるので注意が必要だと思います。
(購入前に試乗した方が良いと思います。)
買うか迷ってるけど、ここどうなってるのか知りたい!みたいなのがあれば、
コメントで聞かれれば返答するかもしれません。
弟がその下位モデルのDXRACER DXR-BKNを半年ほど前に購入。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00M2CZZOA/ これ。
んで、最近出てきて良く見かけるようになったAKRACINGシリーズ。
私がその下位モデルのAKRACING WOLFをつい最近購入。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G8E2ETQ/ これ。
なんと、おそらく良く売れてるであろうゲーミングチェア2つが家にあり、
長時間、座り比べてレビューすることができるじゃないか!
というわけで、ゲーミングチェア購入で迷ってる方向けにレビューしてみようと思います。
(私が調べてた時は、「快適です!」みたいな、
具体的じゃない何の役にも立たないレビューが多すぎてだるかったというのもある。)
いちいち正式名称を書いてたら長ったらしくて仕方ないので、
DXRACER DXR-BKNはDX、AKRACING WOLFはAKと表記します。
まず、こんな所までたどり着くぐらいしっかり調べてる方は、
「試乗できないから、色々なレビューをしっかり調査してよく考えて購入しよう」
という感じの方が多いんじゃないかと思います。
そんな人にこれを言ってもあまり意味はないかもしれませんが、
人によって座り心地が大きく違います。他人が満足でもあなたは不満かもしれません。
あなたにとって「失敗したくない高い買い物」ならば、購入前に試乗をオススメします。
とはいえ、私もそうですが、僻地在住だと試乗するのも一苦労です。
私も、AKは試乗せずに購入しています。
(もし失敗しても自分で改造してなんとかしようという気持ちで購入しました。)
一応、ここではできるだけ詳細にレビューしようと思います。
あくまで、170cm/65kgの私が使用した感想であることにご注意下さい。
・値段
DXが約3万、AKが約4万。かなり差がある。
私がAK買った時は5月のamazonクーポンキャンペーンで1万引きで、同価格だった。
Amazonのレビューを見た感じ、DXは割引とかほとんど無いけど、
AKは時々Amazonのセールとかクーポンキャンペーンで安く売ってるっぽい?
価格の推移がどんな感じなのかは私が調べようとしても分からなかったので、
詳しくは各自で調査して下さい。
・座り心地
どちらも、メタルフレームに、ゴムベルトを何本かを張って、
その上にクッションを置くとい作りで、まあまあ荷重か分散される。
https://i.gyazo.com/76376281f3a4eb3b7f77d56ab8d0fa03.png
別の商品の画像だが、こんな感じ。黒色がスチールフレームで、緑がゴムベルト。
スポンジはけっこう硬めで、指で触ると硬く感じる。(=ふかふかではない。)
だが、体重をかけると支えてるゴムが伸びて少し沈み、体に少しフィットする。
1日中使用しても、多少ムレた感じはするが、どこかが痛くなったりはしなかった。
2つの商品の座った感触を比べてみたが、ぶっちゃけほとんど変わらない。
AKの方が、値段高い分、クッションに厚みがあって少し硬いかな?
表面素材はAKが布と一部合皮、DXは全て布。
布は通気性があって良さそうだが、毛が入り込んで、すさまじく掃除しづらい。
私は汚れ防止に大きめのタオルを全体にかけるように1枚ひいて使ってる。
どちらも座面が少しだけ後ろに傾斜してるので、後傾姿勢だと楽。
前傾姿勢になろうとすると、ちょっと腰に負担がかかりそう。
余談だが、私のリアル友人は表面素材が布(ファブリック)のものと、
合皮のものが両方家にあり、長時間座り比べたことがあるらしい。
「ムレ具合が全然違うので、機能性が多少落ちても布の方が良い」
と彼は言っていた。
(DXもAKも、布は一番下位のモデルのものしかない。)
形状で一番違いを感じるのは、座面の奥行き。
DXよりもAKの方が座面が4cmほど長い。深く座れる。
ランバーサポート(腰の所につけるクッション)を使うかどうかで深さは変わるが、
DXはランバーサポート有りだとちょっと浅い、無しならちょうどいい、
AKはランバーサポート有りだとちょうどいい、無しだとちょっと深い、という感じ。
腰の横のでっぱりが、DXはほぼ垂直なのに対して、AKは斜めだが、
普通に座ってる状態だと体に全く当たらないので、差は何も感じない。
腰回りが太い人は、AKの方が良さそう。
肩回りもほとんど差を感じない。AKの方がわずかに広いかな?
私は大丈夫だが、肩幅広い人だとでっぱりが邪魔になりそう。
座面横のでっぱりは、AKはしっかりとでっぱっているが、DXは角度がゆるめ。
どちらも中にスチールフレームが入っており、へこまない。
そのせいで、がに股になったり、椅子の上であぐらをかくと、邪魔になる。
DXは、あぐらをかいてもまあ我慢できるレベルだが、
AKは痛い。でっぱりを軽減するために座面に座布団が無いとやってられない。
太もも回りが太い人や、がに股な座り方の人、あぐらをかきたい人はDXの方が良さそう。
(ただし、DXは奥行きが短い分、人によっては座面の長さが足りないと感じるかも。)
ヘッドレスト(頭のクッション)とランバーサポート(腰のクッション)は、
ぶっちゃけ快適じゃないのでどっちも使ってない。
ヘッドレストは綿がパンパンに入ってるせいで硬いし、サイズも小さい。
頭置きは何か欲しくなるが、これはちょっと・・・・という感じ。
ランバーサポートは、そこそこ大きくて、まあまあやわらかいが、
せっかく背中全体に分散している荷重を、わざわざクッションの所に集中させており、
こんなもん使ったら不快になるだけじゃん、と私は感じた。
(これには、私が猫背であるということも大きく関係していると思う。)
というわけで、弟はDXの両方のクッションを投げ捨てた。(使用してない。)
私は「お、良い枕があるじゃん」と、腰用のクッションを頭部につけた。
https://i.gyazo.com/a71905fd012de1fafd2c0c3162d8d536.png
頭を置くのに十分な大きさがあり、やわらかさもいい感じ!
DXは135度リクライニング+15度ロッキングに対して、
AKは180度リクライニング+12度ロッキング。
(ロッキングは、後ろにもたれかかると
座面と背もたれ両方がバネで後ろにびよんびよんなる感じの機能)
180度リクライニングすると、座面と背面の間が5cmぐらいの段差になって痛い。
座布団かなにかを座面にひいて、フラットにしてやる必要がある。
どちらも寝れると言えば寝れるが、快適度は、
普通の布団/ベッド>>>フローリングの硬い床>AK>DX>>>>>>>普通の椅子
私の中だとこんな感じ。
AKは寝れるといえば寝れるけど快眠はできない。
DXは寝落ちとかならありうるけど、椅子から落ちて床で寝たほうがマシなレベルだと思う。
(まあ、これは私が平坦な所で寝るのが好きなだけかもしれない。)
あと、寝るにはオットマン(足置き)が必須だと思う。
AKでリクライニング180度前後にすると、
腰の横のでっぱりが邪魔で、腕が体の横に置けず、
腕を組んだりして体の上に乗せるしかなく、ちょっと寝づらい。
横向いた状態なら腕もなんとかなるが、ちょっと狭く、
全体的に綺麗にフラットじゃないのが気になってしまう。
まあ、私が寝る時の姿勢にけっこうこだわる人だからそう思うのかもしれない。
AKは180度までリクライニングした状態で、
あぐらをかいてバンザイすると反動で倒れそうになる。というか試してみたら倒れた。
座る位置や、キャスターの脚が真後ろに1本来てるかどうかでけっこう変わる。
DXは135+15度までだし、さらに、キャスターの脚が4cmほど長いので、
同様に限界までリクライニングして勢い良くバンザイしても、まだ倒れなさそう。
まあ、どちらもリクライニングせずに使用してる限りは全く問題無いぐらいの安定性。
肘置きの素材はどちらも同じで、硬いゴムのような感じの素材。指で押せば僅かにへこむ。
どちらも高さ調節機能の所がきっちりと作られておらず、微妙に横方向に少しガタガタする。
https://www.youtube.com/watch?v=RxDHIoeiBQs 誰かの動画だけどこんな感じ。
DXはこの動画と似たような形。AKは四角で少し広い。
・座り心地以外の差
まず、AKのリクライニング機構のカバーの樹脂パーツはかなりしょぼい。
素材自体もやわらかいし、微妙に動く。
DXはそれと比べると素材も硬く、しっかり取り付けられている。
リクライニングのレバーもDXの方がにぎりやすいと思う。
(といってもぶっちゃけどうでもいい程度の差だ。)
AKを私が買った時、初期不良でこの樹脂カバーが割れていた。
たぶん、梱包がしょぼい+運送会社が佐川、というコンボが原因だと思う。
電話したら、無料で交換用パーツが3日後に送られてきたのでまあ許す。
クッション自体の厚みは、背面とか座面を手ではさんで触った感じだと、
場所によるけど、同じ~1.5倍ぐらいAKの方が厚いっぽい。
また、カタログスペックの耐荷重が、DXは90kgに対してAKは150kgもある。
キャスターもAKの方が一回り大きく、少し動きやすい。
ただ、どちらも発売してからそれほど経っておらず、
5年~10年使って壊れたみたいなレビューが存在せず、
耐久性にどの程度差があるのかは不明。
メーカー保証期間はどちらも1年なので、そんなに差はないのかもしれない。
メタルフレームも触った感じだとほとんど差を感じない。
ガスシリンダーとキャスター脚部の差なのだろうか?
ロッキング機能はほぼ同じ。操作方法、調節方法も同じ。
OFFにしても少しロッキングしてしまうのも同じ。
あと、購入直後はけっこうにおいがする。AKは石油系、DXは合皮の薬品的なくささ。
1週間もすればほとんど気にならないレベルになり、
1ヶ月もすれば無臭になったと私は感じた。
まとめ
DXの長所(=AKの短所)
・安い
・キャスター脚の長さがAKより4cmほど長く、安定性がさらに高い
・リクライニング機構のカバー樹脂がしっかりしている(AKは少ししょぼい)
・座面横のでっぱりがゆるめで、あぐらをかいた時の邪魔度がまし。
AKの長所(=DXの短所)
・座面の奥行きが少し長く、その分だけ深く座れる
・180度までリクライニングできる(ただし座面と背面の間がちょっと段差になる。)
・クッションが全体的に厚め
・耐荷重が高い(90kg→150kg) その分だけ耐久性が高いかも
・キャスターの車輪が一回り大きく、僅かに移動しやすい。
AKの方が1万高い分、品質もある程度は高そう、といった感じ。
ただし、AKが発売からまだ1年ぐらいで、耐久面でのレビューがほとんどない。
なので、実際に値段1万の差が耐久性にどの程度影響してるのかは謎。
割引で同価格だったのでAKを買いましたが、割引無しならDXを買ってたと思います。
もしくは、割引が来るまで待機するか、
ちゃんと試乗できるとこで試乗して、別の何かを買ってたかもしれません。
ちなみに、私は、腰のクッションを頭の所に使用し、
また、あぐらをかくために、座面に座布団をひいて、
肘置き固定用のボルトを4本→2本に減らしてとめる穴を1つ外側にずらして、、
肘置きの幅をを無理矢理めっちゃ広くして、
という感じで、かなり非公式な方法で自分好みに変えて使っています。
(肘置きに思いっきり体重をかけ続けたら壊れそう。真似して壊れても知りません。)
どちらの商品も、各パーツをボルトで固定してる感じの作りなので、
自己責任で自分好みに改造して使いたい人にとっては良いかも。
がに股か、あぐらをかいて椅子に座りたい人
肩幅や腰回りの幅が広い人
前傾姿勢でも椅子に座りたい人
ふかふかの椅子が良い人(硬い感触は嫌な人)
こういった人には合わない場合があるので注意が必要だと思います。
(購入前に試乗した方が良いと思います。)
買うか迷ってるけど、ここどうなってるのか知りたい!みたいなのがあれば、
コメントで聞かれれば返答するかもしれません。