【ToS】シュバルツにおける アチャ2 vs ローグ1 のクリティカル率
2016年10月2日 ゲーム コメント (4)むだに長い記事。
ローグシュバルツを作ろうかと思ってる方の参考にはなるかも。
アーチャーC2 レンジャーC3 シュバルツC2
これがシュバルツの鉄板ビルドと言われているが、
これの2アーチャーC2を削ってローグにしたらどうなるか?
・失うもの(アチャ2)
スウィフトステップ:クリティカル発生+25%の特性
マルチショットとフルドローがLv5までしか取れない
ヘビーショットが取れない
・得るもの(ローグ1)
スニークヒット:背後から攻撃時、クリティカル率+70%
フェイント:バラージの火力が2倍になるデバフ、ただし使うと騎乗状態解除。
ぱっと見だと、
「背後から攻撃」という縛りが発生するが、
その分、クリティカルに関しては「発生+25%」から「率+70%」とかなり数値が大きくなる。
で、実際細かく計算したらどうなの?というのが今回の記事で紹介する内容です。
まず、このゲームのクリティカル率は
(攻撃者のクリティカル発生-防御者のクリティカル抵抗)×42÷攻撃者のレベル
という式で計算されているらしい。
そして、
アーチャーは クリティカル発生 を 1..25倍 にするのに対して、
ローグは この式の計算結果 に 70% を加算する。
(素のクリティカル率がほぼ0%でも、70%クリティカルするようになる。)
また、背後判定については、
ウェアウルフカード:[★]%の確率で攻撃が背後判定になる。
というカードが存在し、これの★10を大量に装備することで、
どの方向から敵を殴っても、一定確率で背後判定にすることができる。
というわけで、
アーチャーとローグの実際のクリティカル率がどのぐらいになるかをグラフにしてみた。
条件として仮定したこと
・ローグはカードスロット全てをウェアウルフカード★10で埋めてる。
・ウェアウルフカードの効果は加算。(未検証)
(★10を2枚装備したら背後確率が20%になると仮定して計算した。)
(「10%の判定を2回やる」となる可能性が微レ存なので、一応、要検証。)
・アチャ側カード無しだと比較にならないので、
最も一般的なエラガノスカード(Dex+★)で埋めたとして計算した。
・クリティカル発生を上げるバフや、敵のクリティカル抵抗を下げるデバフは
かなり多種多様に存在するが、その中でも効果が大きく、上昇が割合であり、
遭遇率も高い、クロノマンサーの「クイッケン」についてのみ、
有り/無し の2パターンを考慮することにした。
・クイッケン(+25%)とスウィフトステップ(+25%)は加算で、両方かけたら+50%と仮定。
・敵のクリ抵抗は30~90ぐらいらしいが、とりあえず60として計算してみた。
ではグラフを。
R7時点(キャラLv280、カード7枚)
https://i.gyazo.com/a6c3190b6a3dc655afa1df2319e6612e.png
R8時点(キャラLv320、カード8枚)
https://i.gyazo.com/dd1bc910100239bd0a44ac1ccd64d6b0.png
縦がクリティカル率(%)
横がバフなしでのクリティカル発生(俊敏+装備などでのクリティカル発生)
(アチャはエラガノスカードによる上昇も含めない数値)
青がアチャ、赤がローグ。色が薄い方がクイッケンをもらった場合。
まず、ローグのグラフが途中で折れてることについて。
ローグには
「背後から殴った場合のクリティカル率」と
「背後以外から殴った場合のクリティカル率」
という2つのクリティカル率が存在する。
クリティカル発生を上げていくと、上記の両方が上がっていき、
「70%で背後、30%で背後以外から殴った時の平均クリティカル率」が上がっていく。
そのままどんどん上げていくと、
「背後から殴った場合のクリティカル率」が100%になり、カンストしてしまう。
すると、そこからはクリティカル発生を上げても、
「背後以外から殴った場合のクリティカル率」しか伸びなくなり、
「平均クリティカル率」の伸びは悪くなる。
伸びが悪くなる所がグラフが折れている所である。
つまり、グラフが折れている所が、背後からのクリ率が100%になる所だ。
計算して確かめてみる。
R7だと、ウェアウルフカード7枚で70%の確率で背後判定になる。
70%の確率で100%クリティカル(素で30%+スニークヒット+70%)
30%の確率で30%クリティカル
0.7*1.0 + 0.3*0.3 = 0.79 79%の所で背後からのクリ率が100%になってる。
グラフを見ると79%の所で折れてるっぽいので合ってるはず。
グラフについての考察
R7では、クリ率79%に到達するのに必要な素のクリ発生(装備+DEX)は
アチャ 400
アチャクイッケンあり 322
ローグ 260
ローグクイッケンあり 208
と79%まではローグの方がかなり上げやすい。
ただし、そこから先はローグの効率が悪く、
クリ発生350~450の辺りでアチャに抜かれる。
ただし、クリ発生400以降は、
クイッケンや他のバフ/デバフによりクリ発生がカンスト以上に上がって
その分が無駄になるということが生じてくる。
そういったことを考慮して「クリ率は80%ぐらいでいいや」という感じにするのならば、
「バフ無い時はローグの方が少し強い」「バフある時はアチャの方が少し強い」
といった感じになると考えられる。
R7時点でもローグの長所は
「クリ発生200程度で8割近くの高いクリ率を実現できる。(アチャ2だと5割前後。)」
ということだ。
R8では、キャラのレベルが280から320に上昇し、
クリティカル率の計算式の ÷攻撃者のレベル の部分が大きくなる。
そのため、同じクリティカル率にするためにはより高いクリティカル発生が必要になる。
これに対して、ローグ側はウェアウルフカードもう1枚多く装備できるようになるため、
低いクリティカル発生で、より高いクリティカル率を実現できるようになる。
素のクリティカル発生290の段階では
ローグが86%/88%に対してアチャは53%/65%にしかならず、同じクリ率達成には
クイッケン有りでもアチャは素で410ほどクリ発生が必要になってくる。
なしだと素で500近く必要になる。
この比較で考慮されてない色々なこと
・この比較では、「敵の背後から殴ることは一切無い」という仮定で計算してるが、
ボス相手だと、背後に移動してやることで背後判定にできる場合や、
ザコ相手でも、運良く敵が後ろを向いていて、背後判定になってる場合がある。
・スニークヒットがCT70秒に対して効果時間60秒しかない。
(一応、クロノが居ればパスにより常時発動できるはず。)
遠い先の話だが、ローグC2/C3を取得すれば
クリ率は80%/90%になったり持続時間も長くなる。
・アチャ側はエラガノスカード以外の選択肢がある。
・そもそも、俊敏と力をどのぐらいのバランスにするのが最も効率良いのか?
この比較をする前に検証したこと
クリティカル発生64のキャラで
アレメテの南に棲息するグリーンコープスフラワー(クリ抵抗120)を
通常攻撃とリトリートで200発以上殴ってもクリティカルが出ないことを確認。
その後、ウェアウルフカード★10を装備し、
スニークヒット(背後クリ率+70%)をかけた状態で同様にやると、
どちらもクリティカルが発生することを確認。
→ウェアウルフカードは正常に作用しているっぽい。
複数枚刺しても正常に動作するかどうかはかなり検証が面倒なんだよね。
★10を2枚用意できたとしても、
足し算で 10%+10%=20% なのか、
判定2回で 90%*90% = 81%で通常ヒット→クリ率19% なのか
判別できないんだよね。
ぶっちゃけ、他のカードを見るに足し算だと思われるんだけど、
表記ミスとかなんかで別々判定だったとすると、
7枚の時で70%と52%とかなりの差になるから怖いんだよね・・・
ちなみに、R10だとこんな感じになるっぽい。
https://i.gyazo.com/9ab92f1618ff0d279b3e4e09f1834fc6.png
この時点だとローグは明らかに強そう。
ローグシュバルツを作ろうかと思ってる方の参考にはなるかも。
アーチャーC2 レンジャーC3 シュバルツC2
これがシュバルツの鉄板ビルドと言われているが、
これの2アーチャーC2を削ってローグにしたらどうなるか?
・失うもの(アチャ2)
スウィフトステップ:クリティカル発生+25%の特性
マルチショットとフルドローがLv5までしか取れない
ヘビーショットが取れない
・得るもの(ローグ1)
スニークヒット:背後から攻撃時、クリティカル率+70%
フェイント:バラージの火力が2倍になるデバフ、ただし使うと騎乗状態解除。
ぱっと見だと、
「背後から攻撃」という縛りが発生するが、
その分、クリティカルに関しては「発生+25%」から「率+70%」とかなり数値が大きくなる。
で、実際細かく計算したらどうなの?というのが今回の記事で紹介する内容です。
まず、このゲームのクリティカル率は
(攻撃者のクリティカル発生-防御者のクリティカル抵抗)×42÷攻撃者のレベル
という式で計算されているらしい。
そして、
アーチャーは クリティカル発生 を 1..25倍 にするのに対して、
ローグは この式の計算結果 に 70% を加算する。
(素のクリティカル率がほぼ0%でも、70%クリティカルするようになる。)
また、背後判定については、
ウェアウルフカード:[★]%の確率で攻撃が背後判定になる。
というカードが存在し、これの★10を大量に装備することで、
どの方向から敵を殴っても、一定確率で背後判定にすることができる。
というわけで、
アーチャーとローグの実際のクリティカル率がどのぐらいになるかをグラフにしてみた。
条件として仮定したこと
・ローグはカードスロット全てをウェアウルフカード★10で埋めてる。
・ウェアウルフカードの効果は加算。(未検証)
(★10を2枚装備したら背後確率が20%になると仮定して計算した。)
(「10%の判定を2回やる」となる可能性が微レ存なので、一応、要検証。)
・アチャ側カード無しだと比較にならないので、
最も一般的なエラガノスカード(Dex+★)で埋めたとして計算した。
・クリティカル発生を上げるバフや、敵のクリティカル抵抗を下げるデバフは
かなり多種多様に存在するが、その中でも効果が大きく、上昇が割合であり、
遭遇率も高い、クロノマンサーの「クイッケン」についてのみ、
有り/無し の2パターンを考慮することにした。
・クイッケン(+25%)とスウィフトステップ(+25%)は加算で、両方かけたら+50%と仮定。
・敵のクリ抵抗は30~90ぐらいらしいが、とりあえず60として計算してみた。
ではグラフを。
R7時点(キャラLv280、カード7枚)
https://i.gyazo.com/a6c3190b6a3dc655afa1df2319e6612e.png
R8時点(キャラLv320、カード8枚)
https://i.gyazo.com/dd1bc910100239bd0a44ac1ccd64d6b0.png
縦がクリティカル率(%)
横がバフなしでのクリティカル発生(俊敏+装備などでのクリティカル発生)
(アチャはエラガノスカードによる上昇も含めない数値)
青がアチャ、赤がローグ。色が薄い方がクイッケンをもらった場合。
まず、ローグのグラフが途中で折れてることについて。
ローグには
「背後から殴った場合のクリティカル率」と
「背後以外から殴った場合のクリティカル率」
という2つのクリティカル率が存在する。
クリティカル発生を上げていくと、上記の両方が上がっていき、
「70%で背後、30%で背後以外から殴った時の平均クリティカル率」が上がっていく。
そのままどんどん上げていくと、
「背後から殴った場合のクリティカル率」が100%になり、カンストしてしまう。
すると、そこからはクリティカル発生を上げても、
「背後以外から殴った場合のクリティカル率」しか伸びなくなり、
「平均クリティカル率」の伸びは悪くなる。
伸びが悪くなる所がグラフが折れている所である。
つまり、グラフが折れている所が、背後からのクリ率が100%になる所だ。
計算して確かめてみる。
R7だと、ウェアウルフカード7枚で70%の確率で背後判定になる。
70%の確率で100%クリティカル(素で30%+スニークヒット+70%)
30%の確率で30%クリティカル
0.7*1.0 + 0.3*0.3 = 0.79 79%の所で背後からのクリ率が100%になってる。
グラフを見ると79%の所で折れてるっぽいので合ってるはず。
グラフについての考察
R7では、クリ率79%に到達するのに必要な素のクリ発生(装備+DEX)は
アチャ 400
アチャクイッケンあり 322
ローグ 260
ローグクイッケンあり 208
と79%まではローグの方がかなり上げやすい。
ただし、そこから先はローグの効率が悪く、
クリ発生350~450の辺りでアチャに抜かれる。
ただし、クリ発生400以降は、
クイッケンや他のバフ/デバフによりクリ発生がカンスト以上に上がって
その分が無駄になるということが生じてくる。
そういったことを考慮して「クリ率は80%ぐらいでいいや」という感じにするのならば、
「バフ無い時はローグの方が少し強い」「バフある時はアチャの方が少し強い」
といった感じになると考えられる。
R7時点でもローグの長所は
「クリ発生200程度で8割近くの高いクリ率を実現できる。(アチャ2だと5割前後。)」
ということだ。
R8では、キャラのレベルが280から320に上昇し、
クリティカル率の計算式の ÷攻撃者のレベル の部分が大きくなる。
そのため、同じクリティカル率にするためにはより高いクリティカル発生が必要になる。
これに対して、ローグ側はウェアウルフカードもう1枚多く装備できるようになるため、
低いクリティカル発生で、より高いクリティカル率を実現できるようになる。
素のクリティカル発生290の段階では
ローグが86%/88%に対してアチャは53%/65%にしかならず、同じクリ率達成には
クイッケン有りでもアチャは素で410ほどクリ発生が必要になってくる。
なしだと素で500近く必要になる。
この比較で考慮されてない色々なこと
・この比較では、「敵の背後から殴ることは一切無い」という仮定で計算してるが、
ボス相手だと、背後に移動してやることで背後判定にできる場合や、
ザコ相手でも、運良く敵が後ろを向いていて、背後判定になってる場合がある。
・スニークヒットがCT70秒に対して効果時間60秒しかない。
(一応、クロノが居ればパスにより常時発動できるはず。)
遠い先の話だが、ローグC2/C3を取得すれば
クリ率は80%/90%になったり持続時間も長くなる。
・アチャ側はエラガノスカード以外の選択肢がある。
・そもそも、俊敏と力をどのぐらいのバランスにするのが最も効率良いのか?
この比較をする前に検証したこと
クリティカル発生64のキャラで
アレメテの南に棲息するグリーンコープスフラワー(クリ抵抗120)を
通常攻撃とリトリートで200発以上殴ってもクリティカルが出ないことを確認。
その後、ウェアウルフカード★10を装備し、
スニークヒット(背後クリ率+70%)をかけた状態で同様にやると、
どちらもクリティカルが発生することを確認。
→ウェアウルフカードは正常に作用しているっぽい。
複数枚刺しても正常に動作するかどうかはかなり検証が面倒なんだよね。
★10を2枚用意できたとしても、
足し算で 10%+10%=20% なのか、
判定2回で 90%*90% = 81%で通常ヒット→クリ率19% なのか
判別できないんだよね。
ぶっちゃけ、他のカードを見るに足し算だと思われるんだけど、
表記ミスとかなんかで別々判定だったとすると、
7枚の時で70%と52%とかなりの差になるから怖いんだよね・・・
ちなみに、R10だとこんな感じになるっぽい。
https://i.gyazo.com/9ab92f1618ff0d279b3e4e09f1834fc6.png
この時点だとローグは明らかに強そう。