「木工のアディショナルのあの最強スキルね」と思った方、
それは「ビエルゴの祝福」です。
今回は「ビエルゴの奇跡」について考察します。


ビエルゴの奇跡(マイスター専用スキル)
耐久消費:10
CP消費:10
効率:100+(15×インナークワイエットスタック上昇数)
最大効率:250
成功率:70%
備考:使用後、インナークワイエットのスタック数が半減する。

ビエルゴの祝福
耐久消費:10
CP消費:24
効率:100+(20×インナークワイエットスタック上昇数)
最大効率:300
成功率:90%
備考:使用後、インナークワイエットの効果が終了する。


この2つの、どっちの方が強いのか、(=どっちの方が効率が良いのか)
という事を考えてみます。


まず、ビエルゴの奇跡は使用してもインナークワイエットが残ります。
最大スタックで使用した場合は6残ります。

これの利用方法としては、
1.もう一度スタックを貯めてビエルゴを使う。
2.リラックスでCPに変換する。
の2通りが考えられますが、パッチ4.4の現状だと、
最高クラスの装備でも前者をやろうとするとCPが不足するため、
今回は後者について考えます。

※リラックス
インナークワイエットを終了させ、スタック数に応じてCPを回復する。

最大スタックからビエルゴの奇跡を使用した場合、
インナークワイエットは6スタック残るため、
そこからリラックスを使用するとCPは45回復します。

つまり

最大スタックでビエルゴの奇跡+リラックス
CP消費:10-45=-35 (35回復する)
効率:250

最大スタックでビエルゴの祝福
CP消費:24
効率:300

というように、ビエルゴの祝福と比べると、
効率が50低いかわりにCP消費が59も少ないです。

普通はビエルゴにはイノベーションとグレートストライドをかけるので、
効率50低いと、その50の差も1.5×2倍され、150の差になります。

つまり、ビエルゴよりも手前の回しの部分で
CP59使えば、効率150以上得になるような場合は、
ビエルゴの奇跡+リラックス回しした方が良い、
ということになります。


例えば、


経過観察
注視加工
ステディハンドII
イノベーション
グレートストライド
ビエルゴの祝福





グレートストライド
経過観察
注視加工
ステディハンドII
イノベーション
グレートストライド
ビエルゴの奇跡
リラックス


を比べると、耐久の消費や加工の伸びはほとんど同じで、
下の回しの方がCP消費が27も少なくて済みます。

また、

マニピュレーション
ステディハンドII
イノベーション
グレートストライド
ビエルゴの祝福





マニピュレーションII
経過観察
注視加工
ステディハンドII
イノベーション
グレートストライド
ビエルゴの奇跡
リラックス


を比べると、これも耐久や加工はほとんど同じで、
下の回しの方がCP消費が26少なくて済みます。

上の例はうまくいく場合であり、
実際にはCP59分何かしても足りない場合もあります。


また、他にも問題点があり、
CPが回復するのがビエルゴの後なので、
加工を進める→ビエルゴ→リラックスでもらえるCPで作業を進める
という風に、回しの最後でCPを使って作業をやる必要があります。
加工と作業を同時に進める→最後にビエルゴ→模範作業で完成
みたいな回しはできません。

そして、リラックスや、CPが節約できる分だけバフとかが増えるので、
ターンを消費が多くなり、2マクロに入りきらない可能性がでてきます。

(あと、マイスター専用スキルなのでマイスターじゃないと使えません。)


まとめ

「ビエルゴの奇跡+リラックス」は
「ビエルゴの祝福」よりも強い場合がある。
ただし手数が増えるので2マクロに入り切らない可能性あり。

調査対象:ヤンサ沃土/ヤンサバーベナ
採取場所:上記のものが採れる6箇所


・刻限に+1/+2がつく確率調査
試行回数:300回
+0:223回 (約75%)
+1:56回 (約19%)
+2:21回 (約6%)



・採取する時の蒐集価値の振れ幅

試行回数 200回  希少度を505にして採取 識質1704
蒐集価値500~524:62 (約31%)
蒐集価値524~549:100 (約50%)
蒐集価値550~  :38 (約19%)



・精選結果の霊砂の数(NQとHQは区別していません)

精選純度8 試行回数100
クラスター:27回
霊砂1個:15回
霊砂2個:15回
霊砂3個:23回
霊砂4個:18回
=収集品1個あたりの霊砂:1.93個

※追加で純度8をもう100個やってみたところ、
霊砂が合計168個しか出なかったので、
実際の確率とはだいぶ違う数値になってるかもしれません。


精選純度7 試行回数100
クラスター:31回
霊砂1個:33回
霊砂2個:6回
霊砂3個:12回
霊砂4個:18回
=収集品1個あたりの霊砂:1.53個

精選純度6 試行回数100
クラスター:50回
霊砂1個:6回
霊砂2個:11回
霊砂3個:18回
霊砂4個:15回
=収集品1個あたりの霊砂:1.42個



考察

6と7があんまり変わらないが、7と8は0.4個分ぐらいの差がある。
やはり狙えるなら8を狙うべきっぽい。

データが少くて偏ってるだけかもしれないが、
希少度と蒐集価値の差が20以上になる場合が約7割もあった。
つまり、希少度530で掘れば7割で精選純度8が掘れるということに。

+1や+2は25%ぐらいの確率で出るっぽい。
10回やって1回も見ない確率は5%ぐらい。