黒人差別への抗議を訴える運動が急速に広がっていますね。

それを受けて、プログラミングなどで使われている、
ブラックリスト ホワイトリスト
という単語は、人種差別主義の文化を反映しているとして、
ブロックリスト 許可リスト
という言葉へ変更するという動きが出てきたりしています。


日本語にも、「白=OK」「黒=ダメ」というイメージの単語が
たくさんありますが、これも人種差別の文化に関係しているのでしょうか?
そんなわけないだろ、と思うのですが、
念のため、思いついた単語の語源についてちょっと調べてみました。

(ソースはどれもネットで調べて出てきた適当なサイトなので、
どれも信憑性はあまり高くありませんのでご注意ください。)


黒(犯罪者)白(無罪)(警察用語)
善悪は関係なく「白=無」「黒=有」の意味だったが
事件との関係が、「無い=白」「有る=黒」という意味で使ってるうちに
黒=犯罪者、というイメージが広がってしまったらしい?
昔の中国で、罪人の顔に黒の入れ墨をしていたことから、
黒=犯罪者のイメージが古くからあったという話もある。

白星(勝ち)黒星(負け)
江戸時代の相撲の結果の勝ち負けを一覧で表す「星取り表」から。
相撲に勝った=倒れてなくて土ついてない=白
相撲に負けた=倒れて土がついている=黒
というのが語源なんじゃないかという話があるが定かではない。

腹黒い(表面上はそうでなくても、心の中で悪巧みしている)
「サヨリ」という魚が、外見は綺麗なのに
さばくと腹の中が真っ黒なので、外見と中身が違うよねという意味から。

白黒つけよう(勝ち負けをはっきりさせよう)
囲碁が語源らしい。

他にも、古代日本(700年代とか)では、
白い服は最も位の高い人しか着れなかったり、
白い動物が尊ばれていたりと、白が良いものとして扱われていた歴史は長い。


うーん とりあえず日常的に使っている白/黒の表現は
人種差別とは関係ないみたいで一安心かな。

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