【レビュー】Razer Tartarus Pro 左手用キーパッド
2020年2月3日 ゲームhttps://www2.razer.com/jp-jp/gaming-keyboards-keypads/razer-tartarus-pro
これのレビューです。
・なぜ左手用キーパッドを購入したか
私は、PCでゲームを遊ぶためのツールとして、
以前からn52teという左手用キーパッドを使用していました。
(だいぶ前のRazer nostromoのさらに1つ前のバージョンかな。)
その左手用キーパッドにどのような利点があったかというと、
まず、左手親指に十字キーがあり、そこに移動操作を割り振れば、
親指だけで移動操作をすることができて他の指はフリーになり、
移動しながらの他キー入力がやりやすいです。
(普通のキーボードWASD移動だとWDしながらRとか押せない)
また、左手の他の指で押せるキーの数もかなり多いため、
操作の種類が多いゲームでも、Alt+sといった複合入力を使わずに、
それぞれのキーに1つづつ機能を割り振る事もできます。
各キーに簡単なマクロを設定する事も可能で、
特定のキーの連打のON/OFFとかをキーに設定できたりもします。
こういった色々な面で便利なので、
壊れそうになっても、自力修理したりして、長く使ってきたのですが、
さすがに10年近くなるとどうにもならない部分が出てきたので、
新しい物に買い換える事にしました。
・なぜこの機種を選んだか
左手用ゲーミングキーパッドの商品ラインナップはかなり少なく、
親指で十字操作が可能なものに限ると、
Razer Tartarusシリーズ Razer Orbweaverシリーズ
Logicool G13 HORI TACTICAL ASSAULT COMMANDER F14
この4つぐらい?しかありません。
LogicoolとHORIのやつはスティックがわりと地面に対して垂直に生えており、
それが操作しにくそうな気がしたのでパス。
(親指の側面で操作する感じになってしまう。)
OrbweaverとTartarusを比べると、Tartarusの方が十字キーが大きく、
親指で広い面積を使ってしっかり操作できそうです。
ただし、G13やHORIのやつと違って十字キー(上下左右の4ボタン)なので
アナログスティックみたいな入力はできません。
8方向入力できれば私はそれで十分なので、
最も親指での操作がしやすそうなTartarusシリーズを購入することにしました。
次に、Tartarusシリーズの中にもいくつかのバージョンがあります。
Tartarusシリーズは、キーの素子にメカメンブレン式のものを採用しています。
(ゴムのメンブレン機構にカチカチ音がなる機能がついたものです。)
メンブレンなので長期間使用しているとゴムがへたってくると予想されます。
(前に使ってたn52teは、キー内部のゴムがへたって使えなくなった。)
さらに、カチカチ音がするのも、操作感があって良い面もありますが、
私はゲームしながらボイスチャットするので、音が邪魔です。
なので、Tartarusシリーズも微妙かと思っていたのですが、
最新機種のTartarus Proはオプティカルスイッチという別の素子を使用してます。
https://www2.razer.com/jp-jp/razer-optical-switch
耐久性が高く、また、カチカチ音も無いらしい。
(ただ、クリック感は無いので、操作感がかなり違う。)
私は、静かで耐久性が高い方が良いので、
Razer Tartarus Pro を購入してみることにしました。
というのが、この商品を購入した経緯です。
使用感レビュー
(まだ使用し始めて1週間程度です。何か気付いたら追記します。)
(2021/06 1年以上経過してたので加筆修正しました。)
(2021/08 故障して修理交換した事について最後に追記しました。)
・操作しやすさ
十字キーは前に使用していたn52teと形状がほぼ同じなので、
違和感なく操作できており、満足です。
4列あるキーのうち、一番上の列のキーは遠すぎて押しにくいです。
(私の手が小さいだけかもしれませんが。)
ただ、ぶっちゃけ手前の3列だけでも、キーの数は十分足りてて、
一番上の列はほとんど使わないので、押しにくさは気になりません。
親指の下の所の大きなキーがわりとでっぱっており、
十字キーを右や下に操作する時に少し邪魔だったりします、
そこにキーがある必要性を感じないのならば、
キートップを外してスッキリさせて使っても良いかもしれません。
・アナログオプティカルスイッチについて
まず、公式ページには
「キーを浅く押せば歩かせ、深く押せば走らせるといった、
コントロールが可能になります。」
なんて書いてあるけど、ぶっちゃけ私はできません。
というのも、
クリック感も全くなく、バネを直接押してるみたいな感触なので、
1段階目と2段階目の間で止めるのが困難です。
かなり力加減を細かく調節しないと段階の使い分けができません。
具体的にどんな距離で反応するのかというと、
キーの押し込める距離(キーストローク)が4.2mmあるのに対して、
1段階目は1.0mm辺りで反応し、2段階目は2.4mm辺りで反応します。
(数値はノギスで適当に計測しました。)
Razerの設定ソフトで1段階目と2段階目の距離差を最大にしてこれです。
「クリック感の無いバネを、指1本で1ミリ単位でちょうど良い所で止めろ」
と書けば、どれだけ多段階入力が困難かが伝わるでしょうか。
ただ、私自身は2段階入力機能が欲しいとは全く思わないので、
この機能が使えなくても特に不満はありません。
2段階入力機能をフル活用してやろうと思って
Tartarus Proの購入を検討されているのならば、全くオススメしません。
また、キーストローク4.2mmは、かなり深い部類です。
4.2mmと言われてもピンと来ないでしょうから、説明しますと、
キーストロークが浅めのメンブレン系だと2.0~3.0mm、
キーストロークが深めのメカニカル系だと3.0~4.0mm、
というのが良くあるキーボードのキーストロークです。
つまり、4.2mmは最も深い部類に入るわけです。
キーを深く押し込む感じが好きな方には良いかもしれませんが、
私は普通か浅めぐらいが好みでして、
使用しているキーボードは2.5mm、左手用のn52teは3.0mmでしたので、
Tartarus Proの4.2mmは深すぎて操作しにくいと感じました。
また、キーストロークが長い弊害?として、
一番上や、その1つ下の列のキーを一番奥まで押し込むと、
指の角度によっては、指が1つ手前のキーに当たって僅かに押され、
その僅かだけでキーが誤反応してしまう、という事もあります。
(2021/06追記分)
FF14をプレイする場合、先行入力のためにスキルのキーを連打すると思いますが、
こちらの製品はキーストロークが深いので、連打しづらいです。
ただ、razerのマクロ設定で、「キーを押してる間はそのキーを連打入力する」
というものを設定してやり、そもそも連打をする必要をなくせば、
連打がやりづらい事は問題になりません。
(指で連打するかわりに、キーを押しっぱなしにするだけで自動連打)
連打ではなく長押しする操作に慣れるまで何日かかかりますが、
慣れてしまえば、FF14をプレイしてる時の指の負担がかなり減ります。
例えば、私の場合、高難易度コンテンツを長時間プレイすると、
指が連打で疲れて痛くなってきたりしていましたが、
長押し連打の設定に変更してからはそういう事がほとんどなくなりました。
(指が痛くなる前に脳が疲れてプレイできなくなるので。)
(2021/07追記分ここまで)
・改造など
私は、キーストローク長すぎ!!!こんなの我慢できねぇよ!!!!
と感じたので、全19個のキーにスペーサーを自作して取り付け、
全てのキーのストロークを1mmほど短くして使っています。
ストロークが約3mmと、前に使っていたものとほぼ同じで良い感じです。
あと、奥2列のキートップも同様に改造して1mmほど高くし、
奥のキーを押した時に手前のキーが押されないようにしてます。
改造するにあたって気付いた点が1つあります。
キートップ(キーキャップ?)が、十字型のでっぱりに押し込んであるだけで、
特にツメなどもないので、引っ張るだけで簡単に取れます。
なので、改造する場合以外にも、取り外して汚れを拭いたり、
キーの隙間に入ってしまったゴミを掃除したり、がやりやすそうです。
・キー音について
キーをしっかり奥まで押して操作すると、
普通のキーボードの「カタカタ」という感じの音はしますが、
前使ってたメンブレンタイプのものと同じぐらいの音です。
ゲームしながらボイスチャットするのには大丈夫だと思います。
十字キーの所はマウスのクリックのような音が鳴ります。
マクロを設定して「長押ししてる間は連打」にすると、
そもそもキーを押す回数が減るのでその分だけ静かになります。
・その他の機能について
・光る
虹色にウェーブさせたり、色々な光らせ方にカスタマイズできるようです。
キー1個1個について、光り方の色のパターンを設定したり、
光らせ方は本当にすごく細かく自由に設定できます。
ただ、私はチカチカしていると目障りだと感じたので、
光は全てOFFにしており、全く使用していません。
・マクロについて
キー入力などのマクロを組めます。
プロファイル切り替えなども1ボタンで行えたりするようです。
ミリ秒単位でタイミングを設定でき、
また、1回実行、押してる間ずっと実行、再度押すまで繰り返し、など
実行方法も選択でき、
マクロ関係は十分な機能を備えていると感じます。
・同時入力の問題
キー設定で「ターボを有効化」という連打機能を設定できるのですが、
それだと押したまま別のキーを押すと連打が解除されてしまう事があったので、
私は使用していません。
「Aを0.05秒押して離す」「キーが押されている間は繰り返す」
という設定のマクロをキーに設定して使用しています。
これだと、連打する設定のマクロのキーを複数押しても、
きちんと全てがそれぞれ連打されます。
(2021/06追記分)
・FF14で移動しっぱなしになる問題について
こちらの製品についてのレビューを検索していると、
「こちらの製品を使用してFF14をプレイしていると、
プレイ中に移動入力が暴走して移動しっぱなしになる事がある」
というレビューがいくつか見つかると思います。
私も使っていてこの暴走現象が発生した事があります。
移動キーを離したのに、離したと判定されておらず、
キーが押されたままになる、といった感じの現象でした。
おそらく1週間に1度ぐらいの頻度で発生していました。
Razerの設定で、十字キーに「キーボードの矢印キー」を設定して、
FF14側で、「キーボードの矢印キーで移動」と設定した場合、
暴走現象は発生していました。
Razerの設定で、十字キーに「ジョイスティック上下左右」を設定して、
FF14側で、「ジョイスティックで移動(Razerをジョイパッドとして指定)した場合、
この現象は一切発生しなくなりました。
(変更してから半年以上プレイしてますが1度も発生していません。)
Razerの設定ソフトのアップデートで改善されるかもしれませんが、
とりあえずはこういう設定にすれば暴走は回避できるようです。
(2021/07追記分ここまで)
・総評
私にとってはいらない機能が多く、その分値段が高いので微妙ですが、
ただ、他の製品は欲しい機能が無かったり、好みに合わなかったりするので、
今出てる製品の中だとこれが一番マシかなぁ、という感じです。
オプティカルスイッチは高耐久らしいですが、
最も酷使する十字キーは普通のスイッチなので、
そこがいつまで壊れないでいてくれるかが少し心配です。
とはいえ、1つ前のTartarus V2と同じであれば、メンブレン(ゴム)ではなく、
マウス等に使用されているものと同じようなマイクロスイッチが使用されているので、
そこそこ耐久力も期待できますし、また、壊れても交換可能かもしれません。
値段と耐久性以外の面では、満足しています。
というか、満足できるように改造して使用しているわけですけどね。
(追記 2021年8月)
十字キーの左に問題が発生した。
カチッっと押した状態で微妙に押す力を強くしたり弱くしたりすると
左入力が途切れる、という症状だ。
ゲームで左キーは使えないなというレベルで途切れる。
検索して調べてみたところ、
前製品のtartarus V2でも十字キーの耐久性に問題があるという話が出てきたので、
おそらくこの製品も十字キーが弱いのだろうか。
さらに色々調べてみると、
内部のスイッチ素子をどこかで入手さえすれば、
自分で交換修理できるっぽい事が分かった。
1回修理できればまた壊れても修理して長く使えるし、自分で修理するかなー
と思ったが、製品の箱のシールをよくよく見たらまだ保証期間内だったので、
(2020年2月に購入 保証期間2年 ちょうど1年半で不具合発生)
せっかくなので保証交換対応にすることにした。
以降の時系列
7/30~8/03 不具合発生 メールにてサポートとやりとりする
(サポートHPには購入証明や症状を書いた紙を入れて送れと書いてあるが
それは電話対応の場合のみで、メールでそれらを伝えてる場合は不要らしい)
8/5 午前10時頃 製品を元の箱に入れて宅配便で指定の住所に送る
8/6 午前 製品の不良品検証場所への配達完了メールが届く(宅配便会社から)
8/12 午後7時頃 交換品が届く
不良検証結果の通知メールや、送品メールや追跡番号などは一切なし。
突然交換品が届きました。シールで封もされており、おそらく新品でした。
(随時更新予定)
これのレビューです。
・なぜ左手用キーパッドを購入したか
私は、PCでゲームを遊ぶためのツールとして、
以前からn52teという左手用キーパッドを使用していました。
(だいぶ前のRazer nostromoのさらに1つ前のバージョンかな。)
その左手用キーパッドにどのような利点があったかというと、
まず、左手親指に十字キーがあり、そこに移動操作を割り振れば、
親指だけで移動操作をすることができて他の指はフリーになり、
移動しながらの他キー入力がやりやすいです。
(普通のキーボードWASD移動だとWDしながらRとか押せない)
また、左手の他の指で押せるキーの数もかなり多いため、
操作の種類が多いゲームでも、Alt+sといった複合入力を使わずに、
それぞれのキーに1つづつ機能を割り振る事もできます。
各キーに簡単なマクロを設定する事も可能で、
特定のキーの連打のON/OFFとかをキーに設定できたりもします。
こういった色々な面で便利なので、
壊れそうになっても、自力修理したりして、長く使ってきたのですが、
さすがに10年近くなるとどうにもならない部分が出てきたので、
新しい物に買い換える事にしました。
・なぜこの機種を選んだか
左手用ゲーミングキーパッドの商品ラインナップはかなり少なく、
親指で十字操作が可能なものに限ると、
Razer Tartarusシリーズ Razer Orbweaverシリーズ
Logicool G13 HORI TACTICAL ASSAULT COMMANDER F14
この4つぐらい?しかありません。
LogicoolとHORIのやつはスティックがわりと地面に対して垂直に生えており、
それが操作しにくそうな気がしたのでパス。
(親指の側面で操作する感じになってしまう。)
OrbweaverとTartarusを比べると、Tartarusの方が十字キーが大きく、
親指で広い面積を使ってしっかり操作できそうです。
ただし、G13やHORIのやつと違って十字キー(上下左右の4ボタン)なので
アナログスティックみたいな入力はできません。
8方向入力できれば私はそれで十分なので、
最も親指での操作がしやすそうなTartarusシリーズを購入することにしました。
次に、Tartarusシリーズの中にもいくつかのバージョンがあります。
Tartarusシリーズは、キーの素子にメカメンブレン式のものを採用しています。
(ゴムのメンブレン機構にカチカチ音がなる機能がついたものです。)
メンブレンなので長期間使用しているとゴムがへたってくると予想されます。
(前に使ってたn52teは、キー内部のゴムがへたって使えなくなった。)
さらに、カチカチ音がするのも、操作感があって良い面もありますが、
私はゲームしながらボイスチャットするので、音が邪魔です。
なので、Tartarusシリーズも微妙かと思っていたのですが、
最新機種のTartarus Proはオプティカルスイッチという別の素子を使用してます。
https://www2.razer.com/jp-jp/razer-optical-switch
耐久性が高く、また、カチカチ音も無いらしい。
(ただ、クリック感は無いので、操作感がかなり違う。)
私は、静かで耐久性が高い方が良いので、
Razer Tartarus Pro を購入してみることにしました。
というのが、この商品を購入した経緯です。
使用感レビュー
(まだ使用し始めて1週間程度です。何か気付いたら追記します。)
(2021/06 1年以上経過してたので加筆修正しました。)
(2021/08 故障して修理交換した事について最後に追記しました。)
・操作しやすさ
十字キーは前に使用していたn52teと形状がほぼ同じなので、
違和感なく操作できており、満足です。
4列あるキーのうち、一番上の列のキーは遠すぎて押しにくいです。
(私の手が小さいだけかもしれませんが。)
ただ、ぶっちゃけ手前の3列だけでも、キーの数は十分足りてて、
一番上の列はほとんど使わないので、押しにくさは気になりません。
親指の下の所の大きなキーがわりとでっぱっており、
十字キーを右や下に操作する時に少し邪魔だったりします、
そこにキーがある必要性を感じないのならば、
キートップを外してスッキリさせて使っても良いかもしれません。
・アナログオプティカルスイッチについて
まず、公式ページには
「キーを浅く押せば歩かせ、深く押せば走らせるといった、
コントロールが可能になります。」
なんて書いてあるけど、ぶっちゃけ私はできません。
というのも、
クリック感も全くなく、バネを直接押してるみたいな感触なので、
1段階目と2段階目の間で止めるのが困難です。
かなり力加減を細かく調節しないと段階の使い分けができません。
具体的にどんな距離で反応するのかというと、
キーの押し込める距離(キーストローク)が4.2mmあるのに対して、
1段階目は1.0mm辺りで反応し、2段階目は2.4mm辺りで反応します。
(数値はノギスで適当に計測しました。)
Razerの設定ソフトで1段階目と2段階目の距離差を最大にしてこれです。
「クリック感の無いバネを、指1本で1ミリ単位でちょうど良い所で止めろ」
と書けば、どれだけ多段階入力が困難かが伝わるでしょうか。
ただ、私自身は2段階入力機能が欲しいとは全く思わないので、
この機能が使えなくても特に不満はありません。
2段階入力機能をフル活用してやろうと思って
Tartarus Proの購入を検討されているのならば、全くオススメしません。
また、キーストローク4.2mmは、かなり深い部類です。
4.2mmと言われてもピンと来ないでしょうから、説明しますと、
キーストロークが浅めのメンブレン系だと2.0~3.0mm、
キーストロークが深めのメカニカル系だと3.0~4.0mm、
というのが良くあるキーボードのキーストロークです。
つまり、4.2mmは最も深い部類に入るわけです。
キーを深く押し込む感じが好きな方には良いかもしれませんが、
私は普通か浅めぐらいが好みでして、
使用しているキーボードは2.5mm、左手用のn52teは3.0mmでしたので、
Tartarus Proの4.2mmは深すぎて操作しにくいと感じました。
また、キーストロークが長い弊害?として、
一番上や、その1つ下の列のキーを一番奥まで押し込むと、
指の角度によっては、指が1つ手前のキーに当たって僅かに押され、
その僅かだけでキーが誤反応してしまう、という事もあります。
(2021/06追記分)
FF14をプレイする場合、先行入力のためにスキルのキーを連打すると思いますが、
こちらの製品はキーストロークが深いので、連打しづらいです。
ただ、razerのマクロ設定で、「キーを押してる間はそのキーを連打入力する」
というものを設定してやり、そもそも連打をする必要をなくせば、
連打がやりづらい事は問題になりません。
(指で連打するかわりに、キーを押しっぱなしにするだけで自動連打)
連打ではなく長押しする操作に慣れるまで何日かかかりますが、
慣れてしまえば、FF14をプレイしてる時の指の負担がかなり減ります。
例えば、私の場合、高難易度コンテンツを長時間プレイすると、
指が連打で疲れて痛くなってきたりしていましたが、
長押し連打の設定に変更してからはそういう事がほとんどなくなりました。
(指が痛くなる前に脳が疲れてプレイできなくなるので。)
(2021/07追記分ここまで)
・改造など
私は、キーストローク長すぎ!!!こんなの我慢できねぇよ!!!!
と感じたので、全19個のキーにスペーサーを自作して取り付け、
全てのキーのストロークを1mmほど短くして使っています。
ストロークが約3mmと、前に使っていたものとほぼ同じで良い感じです。
あと、奥2列のキートップも同様に改造して1mmほど高くし、
奥のキーを押した時に手前のキーが押されないようにしてます。
改造するにあたって気付いた点が1つあります。
キートップ(キーキャップ?)が、十字型のでっぱりに押し込んであるだけで、
特にツメなどもないので、引っ張るだけで簡単に取れます。
なので、改造する場合以外にも、取り外して汚れを拭いたり、
キーの隙間に入ってしまったゴミを掃除したり、がやりやすそうです。
・キー音について
キーをしっかり奥まで押して操作すると、
普通のキーボードの「カタカタ」という感じの音はしますが、
前使ってたメンブレンタイプのものと同じぐらいの音です。
ゲームしながらボイスチャットするのには大丈夫だと思います。
十字キーの所はマウスのクリックのような音が鳴ります。
マクロを設定して「長押ししてる間は連打」にすると、
そもそもキーを押す回数が減るのでその分だけ静かになります。
・その他の機能について
・光る
虹色にウェーブさせたり、色々な光らせ方にカスタマイズできるようです。
キー1個1個について、光り方の色のパターンを設定したり、
光らせ方は本当にすごく細かく自由に設定できます。
ただ、私はチカチカしていると目障りだと感じたので、
光は全てOFFにしており、全く使用していません。
・マクロについて
キー入力などのマクロを組めます。
プロファイル切り替えなども1ボタンで行えたりするようです。
ミリ秒単位でタイミングを設定でき、
また、1回実行、押してる間ずっと実行、再度押すまで繰り返し、など
実行方法も選択でき、
マクロ関係は十分な機能を備えていると感じます。
・同時入力の問題
キー設定で「ターボを有効化」という連打機能を設定できるのですが、
それだと押したまま別のキーを押すと連打が解除されてしまう事があったので、
私は使用していません。
「Aを0.05秒押して離す」「キーが押されている間は繰り返す」
という設定のマクロをキーに設定して使用しています。
これだと、連打する設定のマクロのキーを複数押しても、
きちんと全てがそれぞれ連打されます。
(2021/06追記分)
・FF14で移動しっぱなしになる問題について
こちらの製品についてのレビューを検索していると、
「こちらの製品を使用してFF14をプレイしていると、
プレイ中に移動入力が暴走して移動しっぱなしになる事がある」
というレビューがいくつか見つかると思います。
私も使っていてこの暴走現象が発生した事があります。
移動キーを離したのに、離したと判定されておらず、
キーが押されたままになる、といった感じの現象でした。
おそらく1週間に1度ぐらいの頻度で発生していました。
Razerの設定で、十字キーに「キーボードの矢印キー」を設定して、
FF14側で、「キーボードの矢印キーで移動」と設定した場合、
暴走現象は発生していました。
Razerの設定で、十字キーに「ジョイスティック上下左右」を設定して、
FF14側で、「ジョイスティックで移動(Razerをジョイパッドとして指定)した場合、
この現象は一切発生しなくなりました。
(変更してから半年以上プレイしてますが1度も発生していません。)
Razerの設定ソフトのアップデートで改善されるかもしれませんが、
とりあえずはこういう設定にすれば暴走は回避できるようです。
(2021/07追記分ここまで)
・総評
私にとってはいらない機能が多く、その分値段が高いので微妙ですが、
ただ、他の製品は欲しい機能が無かったり、好みに合わなかったりするので、
今出てる製品の中だとこれが一番マシかなぁ、という感じです。
オプティカルスイッチは高耐久らしいですが、
最も酷使する十字キーは普通のスイッチなので、
そこがいつまで壊れないでいてくれるかが少し心配です。
とはいえ、1つ前のTartarus V2と同じであれば、メンブレン(ゴム)ではなく、
マウス等に使用されているものと同じようなマイクロスイッチが使用されているので、
そこそこ耐久力も期待できますし、また、壊れても交換可能かもしれません。
値段と耐久性以外の面では、満足しています。
というか、満足できるように改造して使用しているわけですけどね。
(追記 2021年8月)
十字キーの左に問題が発生した。
カチッっと押した状態で微妙に押す力を強くしたり弱くしたりすると
左入力が途切れる、という症状だ。
ゲームで左キーは使えないなというレベルで途切れる。
検索して調べてみたところ、
前製品のtartarus V2でも十字キーの耐久性に問題があるという話が出てきたので、
おそらくこの製品も十字キーが弱いのだろうか。
さらに色々調べてみると、
内部のスイッチ素子をどこかで入手さえすれば、
自分で交換修理できるっぽい事が分かった。
1回修理できればまた壊れても修理して長く使えるし、自分で修理するかなー
と思ったが、製品の箱のシールをよくよく見たらまだ保証期間内だったので、
(2020年2月に購入 保証期間2年 ちょうど1年半で不具合発生)
せっかくなので保証交換対応にすることにした。
以降の時系列
7/30~8/03 不具合発生 メールにてサポートとやりとりする
(サポートHPには購入証明や症状を書いた紙を入れて送れと書いてあるが
それは電話対応の場合のみで、メールでそれらを伝えてる場合は不要らしい)
8/5 午前10時頃 製品を元の箱に入れて宅配便で指定の住所に送る
8/6 午前 製品の不良品検証場所への配達完了メールが届く(宅配便会社から)
8/12 午後7時頃 交換品が届く
不良検証結果の通知メールや、送品メールや追跡番号などは一切なし。
突然交換品が届きました。シールで封もされており、おそらく新品でした。
(随時更新予定)
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