【ToS】クリ率の計算式を求める実験をすべきなのだろうか?・・・
2016年11月15日 ゲームToSクリ率の計算式はみんな知ってると思います。
(クリ発生-クリ抵抗)×42 / キャラレベル
これ。
42って何の数値やねん?とか、
レベル低い相手殴ったら明らかにクリ出やすい気がするんだけど?とか、
そもそもこの式ってどんな方法で求めたの?とか、
以前からこの式については疑問に思っていました。
この情報の出どころは、
https://forum.treeofsavior.com/t/critical-rate-formula-icbt2-updated/124745
このページ。
よくよく読んでみると、
この式はデータ解析とかで求められた正確な式ではなく、
国際サーバーのベータテスト時に、実際に敵を殴って、
クリティカル出た回数を記録するという実験結果から求めた式のようです。
「200~500回ぐらい敵を殴ってみて、クリ率を記録する」
という作業を、キャラレベル、クリ発生、敵レベル を変えながら
計13セットぐらいやったみたい。
これって正確なの?・・・
http://i.imgur.com/fUNk7PC.jpg
赤色が「実験条件から(クリ発生-クリ抵抗)*42/キャラレベル)で求めたクリ率」
青色が「実験結果からから求めたクリ率」
(データは、情報源のページの数値をそのまま使用)
この結果の中で、
「こちらのレベルとクリ発生が同じで、敵だけ変えてみた」
という結果に注目してみる。
上から1個目と2個目:敵レベルが上がると、誤差が-7.63→-3.14 (+4.49)
上から3個目と4個目:敵レベルが上がると、誤差が-3.2→-0.29 (+2.91)
上から5個目と6個目:敵レベルが上がると、誤差が-2.48→+0.27 (+2.75)
下から2個目と1個目:敵レベルが上がると、誤差が-1.05→+6.11 (+7.16)
規則性があるような気が・・・
一応、下から6個目と3個目、下から2個目と4個目では逆の結果になってるが、
下から3個目は130回しか殴ってないし、
下から4個目も、下から1個目と比較すれば誤差が増えている。
これは偶然、そういう感じに誤差が発生したのだろうか?
それとも、「各上相手にはクリが出にくくなる」
「格下相手にはクリが出やすくなる」ということなのだろうか?
とにかく、当時の実験データと、この式で求めた理論値の間にかなり誤差があるし、
Lv50~200の実験結果なので、Lv280~330では、大きな誤差が出るかもしれない。
といった感じで、この式はあまり正確な式ではないし、
Lv330付近だと誤差だらけで使い物にならない可能性がある。
とりあえず、誤差が小さくなりそうな式をテキトーに考えてみよう。
(クリ発生-クリ抵抗)×40/キャラレベル + (キャラレベル-敵レベル)×0.035
こんなのはどうだ?
どっちの方が実験結果と近い数値になる(=誤差が小さい)か計算してみる。
「元々の式で理論値を出した場合」と「この式で理論値を出した場合」で、
それぞれ実測値との誤差を求めて、
Σ(誤差×誤差×試行回数/1000)
という最小二乗法に試行回数で重みをつけたような何かで評価すると、
元々の式は91.43に対して、
テキトーに考えた新しい式は52.17となり、
全体的な誤差は減ってるっぽい。
前にウェアウルフカードの検証のために
Lv280のキャラで、Lv222のグリーンコープスフラワーを1000回殴る
という実験をやった時のクリ率のデータが手元にあるので、
この結果から、ウェアウルフカードの影響を減算したもので確認してみる。
実験結果からは、クリ率6.90%
元の式だと理論値がクリ率5.25% (差は-1.65%)
テキトーに考えた式だと理論値がクリ率7.03% (差は0.13%)
テキトーに考えた式の方が誤差は小さい。
私の式の方が正確だ!という話ではなく、
元の式って全然正確じゃないのでは?という話。
まあ、なにはともあれ、全体的に誤差まみれで、実験データが不足してて、
もっと実験をする必要がありそう。
だが、最も重要なデータはたぶん
「330のキャラで、330付近の敵を殴った時のデータ」なので、
実験するならR8実装されて、自キャラがカンストしてからかなぁ。
280でも一応ある程度実験しておいた方が良い気もするけど、
今日はそんなことする気力無いので今回の日記はここまで。
---実験データ募集!----
キャラレベル/クリ発生/敵名前/敵レベル/敵クリ抵抗/攻撃試行回数/クリ発生回数
上記データを募集中です!
実験したデータあるよ!って方や、実験してやるわ!って方は、
データをコメント欄にて教えて頂けるとありがたいです!
特に、同レベル~格上を殴った時のデータが少ないので、
そういったデータをもらえると非常に助かります!
(クリ発生-クリ抵抗)×42 / キャラレベル
これ。
42って何の数値やねん?とか、
レベル低い相手殴ったら明らかにクリ出やすい気がするんだけど?とか、
そもそもこの式ってどんな方法で求めたの?とか、
以前からこの式については疑問に思っていました。
この情報の出どころは、
https://forum.treeofsavior.com/t/critical-rate-formula-icbt2-updated/124745
このページ。
よくよく読んでみると、
この式はデータ解析とかで求められた正確な式ではなく、
国際サーバーのベータテスト時に、実際に敵を殴って、
クリティカル出た回数を記録するという実験結果から求めた式のようです。
「200~500回ぐらい敵を殴ってみて、クリ率を記録する」
という作業を、キャラレベル、クリ発生、敵レベル を変えながら
計13セットぐらいやったみたい。
これって正確なの?・・・
http://i.imgur.com/fUNk7PC.jpg
赤色が「実験条件から(クリ発生-クリ抵抗)*42/キャラレベル)で求めたクリ率」
青色が「実験結果からから求めたクリ率」
(データは、情報源のページの数値をそのまま使用)
この結果の中で、
「こちらのレベルとクリ発生が同じで、敵だけ変えてみた」
という結果に注目してみる。
上から1個目と2個目:敵レベルが上がると、誤差が-7.63→-3.14 (+4.49)
上から3個目と4個目:敵レベルが上がると、誤差が-3.2→-0.29 (+2.91)
上から5個目と6個目:敵レベルが上がると、誤差が-2.48→+0.27 (+2.75)
下から2個目と1個目:敵レベルが上がると、誤差が-1.05→+6.11 (+7.16)
規則性があるような気が・・・
一応、下から6個目と3個目、下から2個目と4個目では逆の結果になってるが、
下から3個目は130回しか殴ってないし、
下から4個目も、下から1個目と比較すれば誤差が増えている。
これは偶然、そういう感じに誤差が発生したのだろうか?
それとも、「各上相手にはクリが出にくくなる」
「格下相手にはクリが出やすくなる」ということなのだろうか?
とにかく、当時の実験データと、この式で求めた理論値の間にかなり誤差があるし、
Lv50~200の実験結果なので、Lv280~330では、大きな誤差が出るかもしれない。
といった感じで、この式はあまり正確な式ではないし、
Lv330付近だと誤差だらけで使い物にならない可能性がある。
とりあえず、誤差が小さくなりそうな式をテキトーに考えてみよう。
(クリ発生-クリ抵抗)×40/キャラレベル + (キャラレベル-敵レベル)×0.035
こんなのはどうだ?
どっちの方が実験結果と近い数値になる(=誤差が小さい)か計算してみる。
「元々の式で理論値を出した場合」と「この式で理論値を出した場合」で、
それぞれ実測値との誤差を求めて、
Σ(誤差×誤差×試行回数/1000)
という最小二乗法に試行回数で重みをつけたような何かで評価すると、
元々の式は91.43に対して、
テキトーに考えた新しい式は52.17となり、
全体的な誤差は減ってるっぽい。
前にウェアウルフカードの検証のために
Lv280のキャラで、Lv222のグリーンコープスフラワーを1000回殴る
という実験をやった時のクリ率のデータが手元にあるので、
この結果から、ウェアウルフカードの影響を減算したもので確認してみる。
実験結果からは、クリ率6.90%
元の式だと理論値がクリ率5.25% (差は-1.65%)
テキトーに考えた式だと理論値がクリ率7.03% (差は0.13%)
テキトーに考えた式の方が誤差は小さい。
私の式の方が正確だ!という話ではなく、
元の式って全然正確じゃないのでは?という話。
まあ、なにはともあれ、全体的に誤差まみれで、実験データが不足してて、
もっと実験をする必要がありそう。
だが、最も重要なデータはたぶん
「330のキャラで、330付近の敵を殴った時のデータ」なので、
実験するならR8実装されて、自キャラがカンストしてからかなぁ。
280でも一応ある程度実験しておいた方が良い気もするけど、
今日はそんなことする気力無いので今回の日記はここまで。
---実験データ募集!----
キャラレベル/クリ発生/敵名前/敵レベル/敵クリ抵抗/攻撃試行回数/クリ発生回数
上記データを募集中です!
実験したデータあるよ!って方や、実験してやるわ!って方は、
データをコメント欄にて教えて頂けるとありがたいです!
特に、同レベル~格上を殴った時のデータが少ないので、
そういったデータをもらえると非常に助かります!
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