日本語版のβテストが行われ、とうとう日本サーバーオープンかと、
とても盛り上がってきているLoL日本語版。
この盛り上がりに反して、
LoL日本プロリーグでは非常につまらない事件が起こっている。
少なくとも、LOLなんてどうでもいいわと思ってる私の耳に入るぐらいには大事件らしい。
・事件の内容
まだ日本サーバーは正式稼働していないのだが、
LoL日本リーグは「アメリカサーバーでプレイする」という方法で、
既に予選等が行われ、出場チームが決定されようとしている。
この予選でいくつかのチームの何名かの選手が、
日本ではなく、アメリカから接続して参戦したらしい。
(アカウントを渡して別の人が替え玉プレイ等もあったらしい。)
日本からNAサーバーへのPingは150~200なのに対して、
NAからNAサーバーへ接続すればPingは50前後であり、
これはもう圧倒的に有利だといえる。
DFGというチームの1プレイヤーの動きが明らかに違うため、
不審に思ったKINGDOMというチームが調査してくれと運営に要望を送り、
運営による調査が開始される。
その結果、いくつかの不正が発覚し、
DFGとSZというチームに「出場停止」という重い処分が下る。
しかし、よくよく調査すると、他にも何人かのプレイヤーが
アメリカ経由で接続していたことが発覚する。
あくまで「VPNによる経由」であり接続元はどこだったのかは分からないらしい。
また、さきほど処分を下したDFGとSZも、経由していただけという可能性もでてくる。
ここで運営は「VPN(アメリカ経由で接続)の禁止をしっかりと周知してなかった」
最も疑われていたプレイヤーも、「決定的な証拠が無い(VPNかもしれない)」
という理由で、疑惑の選手を2試合出場停止にして予選をやり直すという、
異例の非常に軽い処分になる。
(処分を軽くした理由は、不正してるチームが多すぎて、
ちゃんとした処分を下すと大会が続行不能になるためではないかと噂されている。)
(また、DFGは事前にVPNがダメだと言われていたという情報もあるが、真偽は不明)
調査を依頼したチームはこの軽い処罰を不服に思い、
独自に調査し、疑惑のチームが不正を認める決定的なチャットログを入手する。
しかし、運営にそのログを送っても、
「DFG側は否認している」として受け入れず。
「大きな不正があったのにほとんど処罰されないとか、LJLは腐ってるぞ」
と告発するために、KINGDOMが今回のやりとりを公開。例のチャットログも公開。
これは、本来は公開してはいけない情報なのだが、
事前に公開していいかどうかLJLに問い合わせた時、
LJL側は「やるならどうぞ」と受け取れる返答をしていたため、公開してしまったらしい。
(これは公開した側のチームの主張)
結果、告発を行ったそのチームは、出場停止となった。
とまあ、事件の内容はこんな感じらしい。
(他にもDFGとLJL運営が癒着しているのではないかという話もある。真偽不明だが。)
・私の感想
まず、DFGは不正をしていないと主張しており、
KINGDOMはログを公開してDFGが不正をしていた証拠だ主張している。
(また、運営は不正があったかどうかはハッキリできないと言っている。)
つまり、両方の主張が正しいということは、ありえなく、
DFGかKINGDOMのどちらか、または両方が嘘を言っていることになる。
それぞれのパターンについて考えてみる。
まず、DFGが嘘を言っているパターン。
この場合の動機の予測は簡単で、DFGが不正をしたのにシラを切っていて、
KINGDOMが必死でそれを告発しているという分かりやすい構図だ。
この場合、悪いのは不正を行ったDFGと、不正しやすい環境を放置したLJL運営。
ルール違反して告発を行ったKINGDOMは微妙な所だろう。
そして、次に、KINGDOMが偽の証拠をでっち上げて、偽の告発を行っているパターン。
この場合の動機は、対戦で勝利したDFGの煽りに腹を立て、
ルール違反っぽい所を探し、偽の証拠をでっち上げて告発しているという構図。
ネットにある、DFGの不審な点のまとめを見る限りは、このパターンではなさそうだが、
ネットの情報なんて何が正しいか分からないので、一応この可能性もある。
この場合、悪いのはKINGDOMと、あと、ルールを明確にしておらず、
ルール違反があったかどうか確認できない状態のまま予選を開催したLJL運営。
一応、DFGは不正してて、KINGDOMは偽の証拠で告発しているという、
登場人物が全員悪いやつというパターンも可能性もあるし、
LJLのずさんな運営を告発するために、
プレイヤーチームが共謀してわざと事件を起こしているパターンも考えられる。
可能性を考えたらきりがない。
まあ、何はともあれ、どのパターンだろうが、
「LJL運営が悪い」というのがもう確定しているんじゃないの?
というのが、私の考えだ。
ハッキリ言って、LJL運営ってゴミじゃね?
まず、NAサーバーで開催する以上、当然、NAから接続するプレイヤーが出てくる。
その方が圧倒的に有利なのだから。こんなもの、素人でも少し考えたら分かる。
それに対して、LJLは今の今までそれを想定できておらず、
VPNを禁止をしっかり周知することはおろか、IPを調査することさえしていなかった。
こんな大会運営を「ずさん」と言わずに何と言えばいいのだろうか?
また、こんな大事件が起こったのだから、
事件の全容を運営自らが詳細に公開すべきだと私は思うのだが、
http://jp.lolesports.com/news/csopen2
これがそれに対してのLJLの公式の発表だ。
なんというか、ぱっと見て一応反省してるっぽく見えるが、
事件の具体的な内容については、出来る限り隠蔽されており、
また、いかにも謝罪っぽい内容だが、謝罪の言葉は一切含まれてないない。
つまり、LJL運営はほとんど反省しておらず、
今回の事件をできるだけ隠蔽しようとしているのである。
LJLは、今までもゴミであり、これからもゴミだというわけだ。
少なくとも、私はそう感じた。
・参考リンク
・告発を行ったチームの公式サイト(該当記事)
告発記事
http://lol-kingdom.com/2016/02/13/ljl-cs/
出場停止されたことについてと、事件についての説明
http://lol-kingdom.com/2016/02/16/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E4%BC%91%E6%AD%A2/
・LJL公式
処分についての発表
http://jp.lolesports.com/news/csopen
・替え玉疑惑の詳細(まとめサイト)
http://lolsokuhou.com/2472
http://blog.livedoor.jp/lol2/archives/54892797.html#more
とても盛り上がってきているLoL日本語版。
この盛り上がりに反して、
LoL日本プロリーグでは非常につまらない事件が起こっている。
少なくとも、LOLなんてどうでもいいわと思ってる私の耳に入るぐらいには大事件らしい。
・事件の内容
まだ日本サーバーは正式稼働していないのだが、
LoL日本リーグは「アメリカサーバーでプレイする」という方法で、
既に予選等が行われ、出場チームが決定されようとしている。
この予選でいくつかのチームの何名かの選手が、
日本ではなく、アメリカから接続して参戦したらしい。
(アカウントを渡して別の人が替え玉プレイ等もあったらしい。)
日本からNAサーバーへのPingは150~200なのに対して、
NAからNAサーバーへ接続すればPingは50前後であり、
これはもう圧倒的に有利だといえる。
DFGというチームの1プレイヤーの動きが明らかに違うため、
不審に思ったKINGDOMというチームが調査してくれと運営に要望を送り、
運営による調査が開始される。
その結果、いくつかの不正が発覚し、
DFGとSZというチームに「出場停止」という重い処分が下る。
しかし、よくよく調査すると、他にも何人かのプレイヤーが
アメリカ経由で接続していたことが発覚する。
あくまで「VPNによる経由」であり接続元はどこだったのかは分からないらしい。
また、さきほど処分を下したDFGとSZも、経由していただけという可能性もでてくる。
ここで運営は「VPN(アメリカ経由で接続)の禁止をしっかりと周知してなかった」
最も疑われていたプレイヤーも、「決定的な証拠が無い(VPNかもしれない)」
という理由で、疑惑の選手を2試合出場停止にして予選をやり直すという、
異例の非常に軽い処分になる。
(処分を軽くした理由は、不正してるチームが多すぎて、
ちゃんとした処分を下すと大会が続行不能になるためではないかと噂されている。)
(また、DFGは事前にVPNがダメだと言われていたという情報もあるが、真偽は不明)
調査を依頼したチームはこの軽い処罰を不服に思い、
独自に調査し、疑惑のチームが不正を認める決定的なチャットログを入手する。
しかし、運営にそのログを送っても、
「DFG側は否認している」として受け入れず。
「大きな不正があったのにほとんど処罰されないとか、LJLは腐ってるぞ」
と告発するために、KINGDOMが今回のやりとりを公開。例のチャットログも公開。
これは、本来は公開してはいけない情報なのだが、
事前に公開していいかどうかLJLに問い合わせた時、
LJL側は「やるならどうぞ」と受け取れる返答をしていたため、公開してしまったらしい。
(これは公開した側のチームの主張)
結果、告発を行ったそのチームは、出場停止となった。
とまあ、事件の内容はこんな感じらしい。
(他にもDFGとLJL運営が癒着しているのではないかという話もある。真偽不明だが。)
・私の感想
まず、DFGは不正をしていないと主張しており、
KINGDOMはログを公開してDFGが不正をしていた証拠だ主張している。
(また、運営は不正があったかどうかはハッキリできないと言っている。)
つまり、両方の主張が正しいということは、ありえなく、
DFGかKINGDOMのどちらか、または両方が嘘を言っていることになる。
それぞれのパターンについて考えてみる。
まず、DFGが嘘を言っているパターン。
この場合の動機の予測は簡単で、DFGが不正をしたのにシラを切っていて、
KINGDOMが必死でそれを告発しているという分かりやすい構図だ。
この場合、悪いのは不正を行ったDFGと、不正しやすい環境を放置したLJL運営。
ルール違反して告発を行ったKINGDOMは微妙な所だろう。
そして、次に、KINGDOMが偽の証拠をでっち上げて、偽の告発を行っているパターン。
この場合の動機は、対戦で勝利したDFGの煽りに腹を立て、
ルール違反っぽい所を探し、偽の証拠をでっち上げて告発しているという構図。
ネットにある、DFGの不審な点のまとめを見る限りは、このパターンではなさそうだが、
ネットの情報なんて何が正しいか分からないので、一応この可能性もある。
この場合、悪いのはKINGDOMと、あと、ルールを明確にしておらず、
ルール違反があったかどうか確認できない状態のまま予選を開催したLJL運営。
一応、DFGは不正してて、KINGDOMは偽の証拠で告発しているという、
登場人物が全員悪いやつというパターンも可能性もあるし、
LJLのずさんな運営を告発するために、
プレイヤーチームが共謀してわざと事件を起こしているパターンも考えられる。
可能性を考えたらきりがない。
まあ、何はともあれ、どのパターンだろうが、
「LJL運営が悪い」というのがもう確定しているんじゃないの?
というのが、私の考えだ。
ハッキリ言って、LJL運営ってゴミじゃね?
まず、NAサーバーで開催する以上、当然、NAから接続するプレイヤーが出てくる。
その方が圧倒的に有利なのだから。こんなもの、素人でも少し考えたら分かる。
それに対して、LJLは今の今までそれを想定できておらず、
VPNを禁止をしっかり周知することはおろか、IPを調査することさえしていなかった。
こんな大会運営を「ずさん」と言わずに何と言えばいいのだろうか?
また、こんな大事件が起こったのだから、
事件の全容を運営自らが詳細に公開すべきだと私は思うのだが、
http://jp.lolesports.com/news/csopen2
これがそれに対してのLJLの公式の発表だ。
なんというか、ぱっと見て一応反省してるっぽく見えるが、
事件の具体的な内容については、出来る限り隠蔽されており、
また、いかにも謝罪っぽい内容だが、謝罪の言葉は一切含まれてないない。
つまり、LJL運営はほとんど反省しておらず、
今回の事件をできるだけ隠蔽しようとしているのである。
LJLは、今までもゴミであり、これからもゴミだというわけだ。
少なくとも、私はそう感じた。
・参考リンク
・告発を行ったチームの公式サイト(該当記事)
告発記事
http://lol-kingdom.com/2016/02/13/ljl-cs/
出場停止されたことについてと、事件についての説明
http://lol-kingdom.com/2016/02/16/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E4%BC%91%E6%AD%A2/
・LJL公式
処分についての発表
http://jp.lolesports.com/news/csopen
・替え玉疑惑の詳細(まとめサイト)
http://lolsokuhou.com/2472
http://blog.livedoor.jp/lol2/archives/54892797.html#more
コメント
この世のだいたい8割のネトゲ運営会社は客を舐めてる商売してるのが現状だって俺は思ってる。
10年前ならまだしも、今は1割も無いと私は思いますねぇ。
20~10年前ぐらいのネトゲの黎明期は、まだゲームの数自体が少なくて、競争もゆるく、
どのゲームも「客から金を取る」という部分があまり洗練されておらず、
良くも悪くも、「安くてもしっかり遊べる」ようなゲームが多かった気がします。
ですが、ここ最近は、色々なネトゲが次々と乱立して、競争が激化し、
課金させる方法は進化しましたが、客自体が減りまくってて、運営費用が全然回収できない。
その結果、「客を舐めてる」ような質の低い運営がさらに増えたんでしょうかね。
>課金させる方法は進化しましたが、客自体が減りまくってて、
>運営費用が全然回収できない。
>その結果、「客を舐めてる」ような質の低い運営がさらに増えたんでしょうかね。
まあこんな話はネトゲに関わらずどの業界でもあるようなもんなんじゃないのかね。
わざわざライバルだらけの市場で、「回収は後まわし、サービス優先」ってほどの根性も体力も並の企業ならある訳無い。
まあ取り立てて騒ぐほどのことではないと思うが、ネットゲームという市場の
ユーザー属性を考えならば会社としての対応/立ち回りとしては
ちょっと下手だったかなとも思えなくもない。
まあそんなふざけた対応されるほどに舐められてるって事だ。
客も客でそんな頭にくるっていうならいっそ不買運動?ログインボイコット運動?でも
起こした方がいいんじゃね?って思うけどね。
文句言うくせにぐだぐだプレイしてるから舐められるんだよ。
向こうが舐めた商売するのは仕方ないと私は思うし、
それに対して、ユーサー側が課金をやめたりするのも仕方ないと思う。
その結果、
運営が生きていけるギリギリ と ユーザーが文句言うくせにだらだらプレイするギリギリ
がイコールになる所に向かってどんどん近づいていくんでしょうね。
https://e-sports-square.com/
もうこうなってくると呆れるのを通り越して笑えますね。
実際被害にあった人は笑えないんですけど・・・
日本のe-sportsはそんなにお客居ないので仕方ないといえば仕方ない気もしますが。