非MTG)人狼ゲームと確率の話
2012年1月15日コメント (4)実際のプレイの話ではなく戦術についてこれってどうなの?的な話です。
人狼ゲームってなんぞ?という方はぐぐってください。話し合いをしながら正直者の村人が、嘘つきの人狼を探し、処刑するゲームです。
このゲーム、村人っぽく見える行動を取ると、「村人っぽく見せたい狼かもしれない」「逆に純粋に村人なのかもしれない」というように裏の裏を読むときりが無く、絶対の正解行動は無い。
しかし、あきらかにデメリットしかない行動もある。(例えば開始直後に狼全員で狼COしても負けるだけだ。)
なので、どのような行為が「メリットの存在しない行為」であるかを研究して知っておくことは意味のあることだと思う。
ここで、確率というものをどう考えるかだ。
このゲーム、全員が確率的に最も良い行動を取るだけならば、ただのランダムに勝者と敗者が決定するだけのクソゲーになる。(まあ、ゲームの参加者はもちろんゲームを楽しむために参加しているのだが、そのために勝とうとしているかどうか?という問題もある。これはEDHのガチカジュアルのような話であり、長くなるのでここでは少なくとも全員ガチであると考える。このゲームではぬるい動きは味方に迷惑にもなるからね。)(あと、コイントスやルーレットも言ってしまえば確率だけのゲームだが、それを楽しむ人も居る。だから確率ゲーだからクソゲーというのも微妙かもしれない。)
だから、人狼のプレイヤーの多くは確率に従っただけのプレイを嫌う。
「話し合いや推理して狼を見つけるから面白いのだ」と。
しかし、だからといって、確率について考えなくても良いとは思わない。
確率を知った上で、推理や話し合いをすべきだと思う。
例えば、初日(開始直後のランダム噛み)で占い師が5%の確率で死んでるとしよう。
村人が占が初日に死んだかどうかを考慮して戦うと、
・本当に占い師が死んでいた場合は80%で勝てる
・占い師が死んでいなかった場合は40%で勝てる
村人が占い師が初日に死んでないと決め付けて戦うと、
・本当に占い師が死んでいた場合は10%で勝てる
・占い師が死んでいなかった場合は60%で勝てる
確率に従うとこうなるとすると、
考慮する場合の勝率は42% 考慮しない場合の勝率は57%
と、考慮せずに戦った方が勝率が高くなっている。
ここで俺が言いたいのは「だから一切考慮するな!」というのではない。
「確率に従うと考慮しない方が勝率が高いということを知った上で推理すべきだ」ということだ。
こういう確率を知っておくことで、「わりとどちらでも良い選択肢」なのか、「確率的に見るとデメリットのでかい選択肢」なのかを考慮して推理できる。
なので、人狼の色々な確率について調べてみることは意味のあることなんじゃないかと思う。
人狼ゲームってなんぞ?という方はぐぐってください。話し合いをしながら正直者の村人が、嘘つきの人狼を探し、処刑するゲームです。
このゲーム、村人っぽく見える行動を取ると、「村人っぽく見せたい狼かもしれない」「逆に純粋に村人なのかもしれない」というように裏の裏を読むときりが無く、絶対の正解行動は無い。
しかし、あきらかにデメリットしかない行動もある。(例えば開始直後に狼全員で狼COしても負けるだけだ。)
なので、どのような行為が「メリットの存在しない行為」であるかを研究して知っておくことは意味のあることだと思う。
ここで、確率というものをどう考えるかだ。
このゲーム、全員が確率的に最も良い行動を取るだけならば、ただのランダムに勝者と敗者が決定するだけのクソゲーになる。(まあ、ゲームの参加者はもちろんゲームを楽しむために参加しているのだが、そのために勝とうとしているかどうか?という問題もある。これはEDHのガチカジュアルのような話であり、長くなるのでここでは少なくとも全員ガチであると考える。このゲームではぬるい動きは味方に迷惑にもなるからね。)(あと、コイントスやルーレットも言ってしまえば確率だけのゲームだが、それを楽しむ人も居る。だから確率ゲーだからクソゲーというのも微妙かもしれない。)
だから、人狼のプレイヤーの多くは確率に従っただけのプレイを嫌う。
「話し合いや推理して狼を見つけるから面白いのだ」と。
しかし、だからといって、確率について考えなくても良いとは思わない。
確率を知った上で、推理や話し合いをすべきだと思う。
例えば、初日(開始直後のランダム噛み)で占い師が5%の確率で死んでるとしよう。
村人が占が初日に死んだかどうかを考慮して戦うと、
・本当に占い師が死んでいた場合は80%で勝てる
・占い師が死んでいなかった場合は40%で勝てる
村人が占い師が初日に死んでないと決め付けて戦うと、
・本当に占い師が死んでいた場合は10%で勝てる
・占い師が死んでいなかった場合は60%で勝てる
確率に従うとこうなるとすると、
考慮する場合の勝率は42% 考慮しない場合の勝率は57%
と、考慮せずに戦った方が勝率が高くなっている。
ここで俺が言いたいのは「だから一切考慮するな!」というのではない。
「確率に従うと考慮しない方が勝率が高いということを知った上で推理すべきだ」ということだ。
こういう確率を知っておくことで、「わりとどちらでも良い選択肢」なのか、「確率的に見るとデメリットのでかい選択肢」なのかを考慮して推理できる。
なので、人狼の色々な確率について調べてみることは意味のあることなんじゃないかと思う。
コメント
確率論者はやるなということらしいです。
自分も「確立の奴隷戦略」が人狼初心者のスタート地点だと思っていましたが、
どうやらこのゲームは数字を使わずに楽しむゲームらしいですね。
基本的には、確立の奴隷戦略を取り、裏をかかれる可能性がある選択についてのみ議論すべきですよね。
ログとかを見ると、「私視点では~~なので~~しました。」
ということがあまりにも多くて違和感だらけです。