【FF14】「木人を殴れ」の意味
2019年6月25日 ゲーム コメント (2)FF14で上手くなるには木人を殴れとよく言われている。
その言葉の意味について少し掘り下げてみようと思う。
そもそも、「上手い」の基準は人によって違うが、
1.高難易度コンテンツのギミックをきちんとこなせる
2.高難易度コンテンツに必要な火力を出せる
この2つを同時に達成できれば上手いといえるだろう。
まず最初に、
・ギミックの処理方法が分からないから処理できない
・火力の出るスキル回しが分からないから火力を出せない
という問題が考えられる。
だが、これらはパソコンやスマホでちょっと調べれば
簡単にヒントというか答えそのものが出てくる場合が多い。
上手くなりたいなら誰に言われなくとも調べるだろう。
なので、「上手くなりたいけどどうすればいい?」と聞かれて
「正しいギミックの処理方法やスキル回しを調べろ」
と答える人はあまり居ないだろう。
やっていて当然なのだ。
では、上手くなりたいけどなれない原因は何かというと、
「分かっているけどできない」だ。
人間の脳には処理できる限界がある。
例えば、Aさんの脳の限界が100だとして、
スキル回しに70、ギミックに50必要だったとする。
スキル回しとギミックを同時にやろうとすると、
脳の限界をこえてしまい、どちらか、または両方をミスることになる。
これはどうすればいいか? その答えが「木人を殴れ」だ。
木人を相手にスキル回しを何度も練習することで、
同じスキル回しをするのに必要な処理能力はどんどん下がる。
スキル回しに脳を50しか使わなくて良くなれば、
Aさんはギミックをこなしながら火力を出すことができ、
そのコンテンツをクリアできる。
10しか使わなくて良くなれば、
残りの40で他人のギミックミスに対応したりできる。
高難易度コンテンツでそんな事ができれば「上手い人」だろう。
脳をほとんど使わずに火力を出せるようになるために木人を殴るのだ。
もちろん、実際のコンテンツでその練習しても良い。
他人のミスによってスキル回しが中断されてしまったり、
自分のミスで他人に迷惑をかける事になってしまったり、
集まるまでに時間がかかったりするし、また、コンテンツ中に
正しい回しをゆっくり思い出したり調べたりする暇が無かったりするが、
そのかわり、コンテンツだとギミックの練習を同時にできる。
同じコンテンツを何度もやれば、そこのギミックを処理するのに
脳をほとんど使わなくても良くなるというわけだ。
ただ、ギミックはコンテンツによって全然違うため、
例えば、極青龍のギミックをどれだけマスターしても、
絶バハのギミック処理にはあまり役に立たないだろう。
だが、スキル回しはどのコンテンツでも役に立つ。
これらが「木人を殴れ」の意味だと私は思う。
以上の事から私の個人的にオススメな木人のやり方は
「何かをやりながら木人を殴る」だ。
FCチャットとかの会話を見ながらとか、動画を見ながらとか、
VCでおしゃべりしながらとか、
フィールドマーカーを適当に置いて、そこを往復しながら、とかでもいい。
「何かをやりながらスキルを回す」の練習だ。
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